【UFN58】いよいよ明日、UFC第2戦を迎える佐々木憂流迦 「会場の雰囲気を楽しみたい」
【写真】サンパウロ郊外、パルエリの豪邸で汗も流す佐々木憂流迦(C)SuckerPunch
明日20日(土・現地時間)、ブラジルはサンパウロ州パルエリのジナーシオ・ジョゼ・コヘイアで、UFC Fight Night 58「Machida vs Dollaway」が開かれ、日本の佐々木憂流迦がレアンドロ・イッサと対戦する。
ブラジルに入ったのは現地時間の日曜日、リラックスした時を過ごした彼の強心臓振りが伝わってくる声が届いた。
──現地入りはいつでしたか。
「今回は他の選手たちより2日早く現地入りしたので、日曜日の午後6時にサンパウロに着きました」
──長旅の疲れはないですか。体調の方は?
「今回は米国からでなく、UAEのドバイ経由で、乗り継ぎも含めてトータルで約30時間掛かってきました。RPG(ゲーム)がよく進みました。体調はバッチリです。それ以上知りたかったら現地にきて下さい(笑)」
──現地はサンパウロ郊外、飛行場からはサンパウロ市内を通って反対側にあるようですが、まず宿舎までの移動で感じたブラジルの印象を教えてください。
「到着したのが夜だったんで、暗くてあんまり分かりませんでした(笑)」
──では、最終調整の間ブラジル的なルーズさに戸惑うことはなかったですか。
「調整はうまくいっています。UFCは運営がしっかりとしているので、ルーズとかは一切感じられないですね」
──レアンドロ・イッサの印象を。敵地での試合ということは意識しませんか。
「グラップリングとローキックは強いと思います。ただ、敵地で試合する事に関してはまったく意識していません」
──前回は試合がおすなかで、UFCの入場を味わえませんでした。今回、ブラジルというまたこれまでにない雰囲気の会場だと思いますが、どのような入場にしたいですか。
「いつも通り、天狗のお面をつけて出ていきたいですね。そして、何よりも会場の雰囲気を楽しみたいです。今大会で一番インパクトの残る試合をしたいです」
──前回の試合から、一番変わった点を教えてください。
「姿勢です」
──では最後に日本のファンにメッセージをお願いします。
「海外での試合だけど、一試合一試合しっかり観てください」
今回、憂流迦の宿泊しているホテルから車で10分ほど離れた場所にセコンドの芹沢健一氏やマネージャーのシュウ・ヒラタ氏は宿泊しているが、そこがプール付きの一軒家、ベッドルームが7部屋もある豪邸だという。
そして真っ黒に焼け、現地人化している芹沢氏らの宿泊先に憂流迦も毎日のように訪れ、昼寝をするなどリラックスした時を過ごしてきた。彼らは自炊しており、憂流迦も計量後にセコンドが調理したカレーと牛丼を食べ試合に備えているとのこと。強心臓の持ち主、明日はその進化を見せ、真価を発揮してくれそうだ。
■UFN58対戦カード
<ミドル級/5分5R>
リョート・マチダ(ブラジル)
CB・ダラウェイ(米国)
<バンタム級/5分3R>
ヘナン・バラォン(ブラジル)
ミッチ・ギャグノン(カナダ)
<ライトヘビー級/5分3R>
アントニオ・カーロス・ジュニオール(ブラジル)
パトリック・カミンズ(米国)
<ライト級/5分3R>
エリアス・シウヴェリオ(ブラジル)
ラシッド・マゴメドフ(ロシア)
<ウェルター級/5分3R>
エリック・シウバ(ブラジル)
マイク・ローデス(米国)
<フェザー級/5分3R>
トム・ニーニマキ(フィンランド)
ヘナト・カルネイロ(ブラジル)
<ライトヘビー級/5分3R>
マルコ・ホジェリオ・リマ(ブラジル)
イゴール・ポクライェク(クロアチア)
<ミドル級/5分3R>
ダニエル・サラフィアン(ブラジル)
アントニオ・ドスサントス(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
ダレン・エルキンス(米国)
ハクラン・ディアス(ブラジル)
<バンタム級/5分3R>
レアンドロ・イッサ(ブラジル)
佐々木憂流迦(日本)
<ウェルター級/5分3R>
マーシオ・アレシャンドリ(ブラジル)
ティム・ミーンズ(米国)
<ミドル級/5分3R>
ヴィトー・ミランダ(ブラジル)
ジェイク・コリアー(米国)