【UFC181】見事なリカバリー、ファーガソンがRNCでトゥルージロからタップを奪う
<ライト級/5分3R>
トニー・ファーガソン(米国)
Def.2R4分19秒by RNC
エイブル・トゥルージロ(米国)
まずは左フックを見せたトゥルージロが、さらに連打に前に出るもクリーンヒットはない。左ミドルを見せたファーガソンは、直後に右フックを受けてダウン。一旦組みからフィニッシュを狙ったトゥルージロが、距離を取り直す。遠い距離でなく前に出るようになったファーガソンをトゥルージロがダブルレッグでテイクダウン。すぐに立ち上がったファーガソンだが、完全にリズムを失っている。中間距離はトゥルージロのモノ、左ミドルにテイクダウンを合わされたファーガソンはガードを取り、腕十字を狙ったが、強烈なパウンドを受ける。
オモプラッタもヒザを胸に置いて潰したトゥルージロがスタンドへ戻る。と、ファーガソンの右がヒット。下がるトゥルージロに左ストレート、右フックをよけて距離を詰める。左ジャブは相打ちに、前に出るファーガソンはスイッチを織り交ぜリカバリーに成功。飛びヒザからローを入れたところで初回が終了、トゥルージロがモノにした。
2R、やや距離を取りつつ前に出るファーガソンが、勢いのある左ミドルを決め、右ジャブも伸びる。ファーガソンは左ローから、トゥルージロのテイクダウン狙いを切ると得意のダースチョークへ。トゥルージロの反応に合わせて、そのままバックに回り腕十字。続いてオモプラッタ&キムラとガードから試合をコントロールする。ようやくファーガソンの動きを遮断したトゥルージロだが、パウンドには1Rのような力強さは見られない。立ち上がったファーガソンが腰をコントロールして、テイクダウンへ。トゥルージロも一発の瞬発力で立ち上がりテイクダウンを狙うも、ファーガソンがリバーサルからスタンドへ戻る。ヒザを入れられ動きが止まったトゥルージロは、バックを許し後方からのパンチを被弾する。
ファーガソンは鉄槌から徐々にバックを制していくと、ついにシングルフックからRNCへ。そのまま後方に倒れ込むと、両足をフック。トゥルージロは溜まらずタップし、試合を組み立て直したファーガソンは見事な逆転一本勝ちを手にした。