この星の格闘技を追いかける

【on this day in】11月6日──2009年

11 06 09【写真】精神力でガンを克服したと豪語する小池館長と、水抜きならぬアルコール抜きが必要だった?!生駒純司(C)MMAPLANET

直心会格闘技道場
@大阪府大阪市生野区
「話が脱線し続けて会話の多くが誌面に反映できない取材だった。左が1992年に平野区に直心会格闘技道場を開き、取材の時点で70歳と4日だった小池孝典館長、右が当時39歳のプロシューターだった生駒純司。ボクシングや空手でなく格闘技道場というありそうで──なかった名称のジムを開いた小池館長と、勝つときは一本、負けは判定という試合で一部から絶大な支持を得ていた生駒君に関西のMMA事情を尋ねに行ったのだが、とにかく話が前に進まなかった(笑)。生駒君はこれから1年半後に代役出場となった世界戦で修斗の頂点に立ち、半年後に王座陥落。翌2012年4月1日に引退した。あの時、『生駒が引退するか、俺がミットを置くのが先か競争よ』と館長は言っていたけど、僕には生駒君にもっと現役を続けろ、そしてチャンピオンになれと言っているかのように聞こえていた……。なんて話を館長にしても、きっと『しかし、アレだな』という言葉から、全く関係の無いことを話題にし始めるに違いない」

on this day in──記者生活20年を終えようという当サイト主管・高島学いわゆる、今日、何が起こったのか的に過去を振り返るコラム。自ら足を運んだ取材、アンカーとして執筆したレポートから思い出のワンシーンを抜粋してお届けします。

PR
PR

関連記事

Movie