【RFC09】ミノワマン、再びアジアのケージへ。マヌーフもメイン登場
【写真】07年10月のHERO’S韓国大会以来、約5年ぶりの韓国での試合となるミノワマン。負傷明け、UFCを目指す本格化MMA路線から、今回の試合は路線変更を意味するのか??(C) MMAPLANET
韓国ドメスティックMMAナンバーワン・プロモーション、ROAD FCにとって9度のイベントとなる「BEAT DOWN」が、15日(土・現地時間)にウォンジュ市チアク体育館で開催され、日本からライト級王座決定トーナメントに久米鷹介、鳥生将大が参戦するほど、ミノワマンが5カ月ぶりにケージに立つ。
Text by Choi Woo suk
1月にハワイのプロエリートでケンドール・グローブ、4月にはインドのSFLでアレクセイ・シュレメンコに敗れたミノワマンにとって、復帰戦でも再びアジアのケージに挑むこととなった。無差別への挑戦や韓国でのトレーニング経験のあることで、現地でも好印象を持たれているミノワマン、今回の対戦相手は現役ファイターとしてよりも、チーム・マックスの監督して名高いユク・ジンスとの対戦となる。
パワーでミノワマンに優るユク・ジンクスだが、戦績は0勝2敗。ここで後れを取っていては、それこそ進退に関わる相手となる。Stirkeforce→ONE FCからRFC初参戦となるメルヴィン・マヌーフの相手は、韓国中量級トップクラスのキム・ジェヨンとの対戦となった。
デニス・カンの好敵手ジェヨンは、極真空手をベースにエディ・ブラボーの弟子=バク・ヒョンウックに柔術を習うベテランファイター。以前はディフェンス無視の殴り合いが信条だったが、最近は間合いとカウンターを計るスタイルに変貌を果たした。その間合いとタイミングを真正面からマヌーフが打開することが予想され、緊張感ある打撃戦が期待されている。
韓国MMA界の明日を担うファイターを養成するヤングガンズでは、RFC版TUF=ジョモギウンダ(=拳が泣く)シーズン2優勝のイ・ジョンウォンとキム・ヨンボックの対戦に注目が集まっている。オールランダーのイ・ジョンウォンと不安要素の打撃で長足の進歩を見せたという評判のキム・ヨンボック、フェザー級本戦のルースターの座を賭けて戦う。
■RFC09対戦カード
<ミドル級/5分3R>
メルヴィン・マヌーフ(オランダ)
キム・ジェヨン(韓国)
<85キロ契約/5分3R>
ミノワマン(日本)
ユク・ジンス(韓国)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
鳥生将大(日本)
ナム・ウィチョル(韓国)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
久米鷹介(日本)
キム・チャンヒョン(韓国)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
キム・ソクモ(韓国)
ヴィシール・コロッサ(南アフリカ)
<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
イ・ヨンジェ(韓国)
キム・ウォンギ(韓国)
―Young Guns―
<ミドル級/5分2R>
パク・イルチョル(韓国)
ウ・ユヨン(韓国)
<バンタム級/5分2R>
クァク・ミョンシク(韓国)
パク・グァンス(韓国)
<フェザー級/5分2R>
ジン・テホ(韓国)
ジョン・ヨンサム(韓国)
<ライト級/5分2R>
キム・ウィギュ(韓国)
イ・ジョンファ(韓国)
<フェザー級/5分2R>
キム・ヨンボック(韓国)
イ・ジョンウォン(韓国)