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【RFC09】もうキックボクサーじゃない、ストライカー=コロッサが怖い

Colossa vs Kim Seok Mo

【写真】1年前まではキックボクサーがケージに入っているという感じだったが、テイクダウンを防いで首相撲につなげるなどMMAファイターとして進化していたコロッサ、ナム・ウィチョル&久米鷹介にとっても怖い相手になる(C)MMAPLANET

<ライト級トーナメント準々決勝/5分3R>
ヴィシール・コロッサ(南アフリカ)
Def.1R4分31秒by TKO
キム・ソクモ(韓国)

RFCのゾン・ムンホン代表率いるチーム・フォース所属のキム・ソクモと、香港のメガジム=エピック所属の南アフリカ人ファイター=コロッサの対戦。右ストレートを伸ばすキム・ソクモに対し、左ジャブや右ストレートを放つコロッサ。蹴りを交えながら、勢いのある右を放つコロッサに対し、キム・ソクホはパンチの打ち合いに応じると見せかけて、テイクダウンを狙っていく。コロッサをケージに押し込んだキム・ソクホだが、右ワキを差しヒザを突き上げてコロッサが距離を取り直す。

右をヒットさせたコロッサ、前に出てきたキム・ソクホに首相撲からヒザを突き上げる。打撃の圧力に押されるようになったキム・ソクホは、一旦は間合いを外すが、パンチに威力が感じられなくなる。コロッサはジリジリと詰め寄り左ジャブから左ロー、さらに右前蹴りと軽快に攻めていく。コロッサの右でやや後退したキム・ソクホは、いつのまにかケージを背負って戦うように。

左ジャブに姿勢を乱すキム・ソクホ。左を振り回しても、コロッサの左が先に届く。ようやく右をヒットさせたキム・ソクホだが、前に出るところで左から右を受けてダウン。組みつこうとしたところでヒザを顔面に受け、ハーフガードを取るがディフェンスは取れない。

パンチを連打され、立ち上がろうとしたところでヒザを受けるも、レフェリーはまだ試合を止めない。最後はさらにパウンドの連打を受けたところで、ようやく試合がストップされコロッサが恐ろしいまでの強さを見せつけ。そのコロッサが勝ち名乗りを受ける間、後で大の字のまま放置されているキム・ソクホ、この辺りは運営陣に改善を求めたい点だ。

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