【写真】12年前の韓国のビッグショーをルーツとするグラジエイター、いってみれば第3章がスタートを切ることとなる(C)MMAPLANET

2004年6月26&27日の両日に渡り、韓国はソウルのオリンピック公園第一体育館で旗揚げ興行を行い、その後は日本でMMA、キック、プロレス等の混合イベントを名古屋、東京、沖縄、福岡、熊本、広島、札幌、和歌山など日本各地で大会を開催してきたGladiatorが、新体制となり6月19日（日）に和歌山市の和歌山ビッグホエールで、リニューアル大会「Gladiator001」を開くことが発表されている。

CMAの諸岡秀克代表からグラジエイターを受けつぎ、ケージ& ユニファイドのMMA大会として再スタートを切るのは、同大会が行われる和歌山で創道塾を開く、櫻井裕一郎氏だ。そして、その新たな一歩を切る大会は乱立気味だった王座を刷新するために5階級の王座決定戦が組まれることとなった。

既に4階級の王座決定戦、そしてバンタム級王座決定戦を含んだ日韓戦と力の入ったカードが発表されている。なかでもレッツ豪太×中村勇太のウェルター級王座決定戦、フライ級にはROAD FC日本大会、DEEP、そしてHEATにも参戦している創道塾の南出剛、韓国からは前述したバンタム級王座決定戦出場のユ・ジェナムにとROAD FCライト級GPに出場していたキム・ソクホというチーム・フォース勢が参戦とリニューアル第一弾は力の入ったカードが揃っている。

そんな新生グラジエイターをリードする櫻井裕一郎氏から『歴史あるグラジエイターを日本のMMAトップイベントに』、そして『グラジエイターから世界へ』という気持ちが籠った就任の挨拶文が届いた。

「皆様初めまして、この度プロ格闘技イベント グラジエイター新代表となりました総合格闘技道場創道塾会長・櫻井 裕一郎と申します。和歌山市に拠点を置き総合格闘技道場として創道塾を設立して今年（2016年時点）で5年、選手活動としてプロのMMA大会に初めて出場しましたのがCMA諸岡会長率いるグラジエイターでした。2004年 韓国で旗揚げされGladiator Fighting Championshipを2日間に渡り大体的に開催されたグラジエイターは、2015年時点で、国内で延べ95回開催、その間創道塾からも4人の王者を輩出させて頂きました。2016年、旧グラジエイター諸岡秀克会長より運営を引き継ぎこの度、新生グラジエイターとして新たなる一歩を歩む運びとなりました。

長らくメディアから遠ざかっておりましたこの格闘技業界に新しい風が吹くかの様に昨年から大晦日地上波復活、海外との提携等の朗報の続くなか、グラジエイターとしてもまだまだ微力ながら格闘技を愛する選手、ファン、全ての皆様に少しでも貢献させて頂けたらと初心を忘れずに尽力する所存でございます。

昨今のグラジエイター大会は総合からキック、プロレスやボクシングルールまで色々なジャンルがミックスされた形として運営されて来ましたが、心機一転グラジエイターの原点にかえりプロのMMA興行としてエンターテイメント的な要素を踏まえながら尚且つクオリティーを大切にし、そしてしっかりとしたジャンルの分別を守りその上で華やかで夢のある舞台を作っていける様、これからも運営していきますので熱い応援の程、どうか宜しくお願い申し上げます。

グラジエイターがMMAメジャー団体への飛躍を目指し MMAの聖地日本から素晴らしい選手が世界各地へどんどん輩出出来る事を切に願い少しでもその力添えになれればと思っております」

■ 対戦カード

＜Gladiatorウェルター級王座決定戦／5分3R＞
レッツ豪太（日本）
中村勇太（日本）

＜Gladiatorフライ級王座決定戦／5分3R＞
南出剛（日本）
原猛司（日本）

＜Gladiatorライトフライ級王座決定戦／5分3R＞
谷口No-K友康（日本）
ヤックル真吾（日本）

＜ROAD FC対抗戦・Gladiatorバンタム級王座決定戦／5分3R＞
辻川凌平（日本／Gladiator）
ユ・ジェナム（韓国／ROAD FC）

＜ROAD FC対抗戦・ウェルター級／5分2R＞
黒田好治（日本／Gladiator）
キム・ソクモ（韓国／ROAD FC）

＜バンタム級／5分2R＞
辻川力也（日本）
鈴木崇豊（日本）

＜フェザー級／5分2R＞
渡辺智史（日本）
川端和哉（日本）

＜フェザー級／5分2R＞
吉野剛腕タイキ（日本）
伊藤風童（日本）

＜フライ級／5分2R＞
横溝和也（日本）
前田慎次郎（日本）

＜バンタム級／5分2R＞
草信孝謙（日本）
矢野悠祐（日本）

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