【TOP FC11】クァク・グァンホが元UFCファイターと、ジャン・リーポン&キム・ジヨンも出場
【写真】挑発的──かつ魅力的なカードを組んできたTOP FC11だ (C)MMAPLANET&TOP FC
5月22日(日・現地時間)、韓国ソウルのソウル・オリンピックセンターでTOP FC11「TOP FC vs Kunlun Fight」が開催され、そのメインでTOP FC及びPXCバンタム級王者クァク・グァンホが元UFCファイターのアルプテキン・オズキリッチと対戦することが発表された。
オズキリッチはトルコ系米国人ファイターのオズキリッチはキャリア9勝4敗。東部の登竜門ROCからレガシーFCを経てUFCに進出。初戦でダレン・ウエノヤマに判定勝ちを収めるも、その後はルイス・スモルカやジョン・リネケルらを相手に3連敗を喫し、リリースされた。今回の試合が1年振りの復帰戦で、クァク・グァンホのベルトに挑戦することとなった。
日本同様、ソウル大会の概要が決定されないなか、韓国人ファイターの新たな契約も決して簡単ではない。そんななか、アジア太平洋で2つのフィーダーショーのベルトを巻くクァク・グァンホにとって、UFC経験者と対戦して結果を残すという──ROAD TO UFC第2チャプターを迎えることとなった。
また同大会は中国のクンルン・ファイトとの提携第一弾、選手交流の最初の一手は何とジャン・リーポンの出場となった。TUF China優勝のジャン・リーポンはUFCリリース後、クンルン・ファイトで5連勝を飾っており、その間には昨年12月のROAD FC初の中国大会でホン・ヨンギを破っている。
今大会ではTOP FCライト級王座挑戦経験のあるカン・ジョンミンとの対戦となったジャン・リーポンの登用に加え、韓国女子最強の異名をとるJewelsバンタム級王者キム・ジヨンもトップ初出場が決まっており、仁義なき戦いを繰り広げるロードFCの神経を逆なでするかのような興味深いカード編成といえるだろう。