【ONE FF15】右でナシューヒンをKOしたジャン・リーポンは「グラップリングでも」と青木真也戦を熱望
【写真】夢は夢。タイトル戦線で楽しみなチャイナ・パワー(C)ONE
<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
ジャン・リーポン(中国)
Def.1R3分18秒by TKO
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
いきなり左を当てたナシューヒンが、左ミドルを蹴る。ジャン・リーポンは右ロー、圧を掛けるナシューヒンは左リードからダブルレッグに出てテイクダウンへ。ロープを背負い、エプロンに手をついて耐えたジャン・リーポンがスタンドに戻る。ナシューヒンが右ハイ、ジャン・リーポンが右カーフを連続で蹴る。ナシューヒンも右ローを返し、右オーバーハンドから左を当てる。ジャン・リーポンは右前蹴り、ナシューヒンも同じ蹴りを見せた直後に右を打たれコーナーに詰まる。
追い打ちをかけるジャン・リーポンに対し、ナシューヒンも拳を振るうがダメージが残っているのは明白だ。ジャン・リーポンは再び右を打ち抜く。腰が落ちたナシューヒンはロープの反動で跳ね返ってきたところで、もう一発右を決めたジャン・リーポンはダウンを奪って、パウンドの連打で勝負を決めた。
「彼は凄くタフだから、KOできたことを凄く驚いている。彼の乱打戦に飲み込まれないよう我慢して戦い、その機会が訪れるのを待っていた。テイクダウンにくることも分かっていたよ。次? トップ5、シンヤ・アオキと戦いたい。彼がMMAで戦いたくないからグラップリングでも戦いたい。MMAを始めた時、彼のことが好きでずっと見ていたんだ」と話したリーポンは5万ドルのボーナスに大興奮だった。