【Legacy FC36】BJJ界の女王ミシェル・ニコリニ、判定負けでキャリア3戦目の初黒星
<女子ストロー級/5分3R>
ノーマ・ルエーダ(米国)
Def.3-0:30-27, 29-28,29-28
ミシェル・ニコリニ(ブラジル)
ライトヘビー級王者がレオ・レイチ、前回大会でラファエル・ロバトJrがデビューしたレガシーFCに7度世界柔術を制したニコリニが初参戦、3度目のMMA挑戦となる。初回は寝技に持ち込み、ヒールを仕掛けるなど接戦のなかで試合をリードしたかに見えたが、2Rには荒いパンチを振りまわしたところで右を受けてダウンを喫している。勝負の3R、ルエーダの右ジャブに前に出られないニコリニは一定の距離を取り続ける。両者、積極性に欠けるとレフェリーに注意を受けた直後にテイクダウンを仕掛けたニコリニがケージ際でルエーダに尻餅をつかせる、ルエーダが立ち上がると、再び距離を取り直したニコリニはガードが下がり、アゴが上がってしまっている。
残り1分30秒を切り、右ローを見せたニコリニは疲れが隠せない。ローを蹴るたびに軸が乱れてしまう。ルエーダもジャブから左ストレートを伸ばすが、軽くヒットを狙うようなパンチになっている。それでも続けて左ストレートを終盤に受けてしまったBJJ界の女王は0‐3の判定負けを喫した。