【UFC178】エバーソールがスプリット判定制す
<ウェルター級/5分3R>
ブライアン・エバーソール(米国)
Def.2-1:29-28,29-28,28-29
ジョン・ハワード(米国)
ケージ際の攻防が続き、観客席からブーイングが飛ぶ1R。残り3分でレフェリーがブレイクを掛け、試合がオクタゴン中央で再開される。と打撃の交換のなかでエバーソールがテイクダウンに成功し、立ち上がろうとしたハワードのバックを取る。自らマットに背中をつけ、バックマウントを狙うエバーソールだが、右足をフックできない。ハワードが起き上がり、前方に振り落されたエバーソールは片ヒザをついた状態で蹴り上げを見せ、注意を受けた。
2R、強烈な右ローからフックを連打したハワード。ガードを固めるエバーソールの顔面に、そのガードを上からパンチを叩きこむ。サークリングで距離を取り続ける。残り2分強でテイクダウンを決めたハワードが1Rとは反対にバックを取り、しっかりと両足をフック。フェイスロック気味にRNCの態勢に入るも、ここはエバーソールがこらえる。胸を合わせたエバーソールがトップを奪い、2Rを戦い終えた。
最終回、左ストレートから右ジャブをヒットさせたエバーソール。ハワードもガードの上からのフックを見舞う。続いてハワードが組みつくと、エバーソールは離れ際に左エルボーを入れる。攻撃と防御がハッキリと分かれた一戦は、その後も一進一退というよりも一動一休という展開を見せ、大きな差のないままタイムアップとなった。結果、エバーソールがスプリット判定をモノにした。