【UFC181】ワイドマン×ヴィトーOUT、ヘンドリックス×漢ローラーIN
【写真】以前はパンチ一本で勝負していたが、今やスプロールも強く、蹴り技でもKOできるようになった若きベテラン、ロビー・ローラーの世界ウェルター級王座挑戦が12月6日に決まった (C)MMAPLANET
22日(月・現地時間)、UFCより12月6日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのマンダレイベイ・イベンツセンターで開催されるUFC181のメインがUFC世界ミドル級選手権試合クリス・ワイドマン×ヴィトー・ベウフォートから、UFC世界ウェルター級選手権試合ジョニー・ヘンドリックス×ロビー・ローラーの一戦に変更されることが明らかとなった。
7月に年間ベストバウト候補に上る激闘で、リョート・マチダを下したクリス・ワイドマン。アンデウソン・シウバ以外の実力者を制圧したことで、改めてその実力を世に証明したUFC世界ミドル級王者だが、拳の負傷で同大会での防衛戦は困難となった。結果、最後のTRT治療組=ヴィトー・ベウフォートとの世界戦はスライドされ、大会期日は後日発表されることに。
同大会ではUFC世界ライト級選手権試合でTUFシーズン20コーチ対決でもあるアンソニー・ペティス×ギルバート・メレンデス戦やトラビス・ブラウン×ブレンダン・シャウブ戦などが決定している。そんな大会の代替メインは今年3月の王座決定戦の再戦。微妙な判定にも、一切の不平を言わずオクタゴンをあとにした漢ローラーにとって、5月のジェイク・エレンバーガー戦&7月のマット・ブラウン戦を経ての再挑戦。ヘンドリックスはこの試合が、ベルトを巻いて初めての試合となる。一発を効かせて、あるいは見せてテイクダウンに入るヘンドリックスに対し、パンチのプレッシャーを受けないことでテイクダウンを未然に防ぎたいローラー。ローラーのTD防御、ヘンドリックスのパンチの圧――の勝負となりそうだ。