【UFN56】マヌワ戦を一カ月半後に控え来日。マウリシオ・ショーグン が家族の引退勧告について答える
20日(土)、さいたまスーパーアリーナで開催されたUFC Fight Night52のPR班としてユライア・フェイバー、アリアニー・セレステと共に来日していたマウリシオ・ショーグン。
11月8日(土・現地時間)、ブラジル・ミナスジェライス州ウベルランジアで開催されるUFN56で、ジミー・マヌワと対戦することが決まっているショーグンは、実に7年10カ月振りの来日となった。次戦に向けての体調管理、先ごろ明らかとなった家族からの引退勧告について、UFC日本大会の囲み会見で語った言葉をお届けしたい。
――試合まで2カ月を切った時点で、日本にやってきて体調管理は難しくないですか。
「2週間前にトレーニング・キャンプを始めている。この時期にキャンプに入るのが通例のことだけど、日本にもトレーニングパートナーも来ているし、まぁ戻ってから本格的に練習することになるよ。今回、日本まで一緒に来てもらったパートナーは、ライトヘビー級のファイターでダニーロ・マルケスというんだ。プロMMAでも戦っていて、ブラジルの五輪ボクシング・チームで長い間活躍していた。柔術とレスリングも強い。彼はコンプリートファイターだから一緒に日本に来てもらったんだ」
――改めて日本の印象を教えてください。
「前回、日本にやって来たのは2006年12月だった、もうずっと昔の話だ。たくさんの大きな思い出のある日本に戻って来られて嬉しい。日本は僕のキャリアを育んでくれた国、ファンも喜んでくれて、凄く楽しんでいるよ」
――ブラジルでは家族から引退を勧められたということですが、体の具合が悪いのか、ただ心配されての言葉だったのか。どちらだったのでしょうか。
「家族全員でなく母と家内が言っていることだよ。それは格闘家としての宿命のようなモノで、彼女たちは常に僕が戦うことを心配し続けてきた。だから、シリアスな状況じゃないし、兄ニンジャもそんな風には思っていない。だいたい、この話はブラジルの有名なトークショーでコメディアンのインタビューを受けて、色んなことを話したなかで、その部分だけが大きく取り上げられてしまった。それだけのことだよ(笑)」
――TUFブラジルでのコーチに就任し、アントニオ・ホジェリオ・ノゲイラとコーチ対決を戦うという噂がありましたが、その可能性はあるのでしょうか。
「TUFブラジルのコーチになることは、まだ実現していない僕にとっての夢だ。ミノトゥロのことはとても尊敬しているし、コーチになって戦うチャンスがあるなら戦いたい。彼と一度戦い、ブラジル、日本、米国のファンからとても良い試合だったと言われた。そんなファンが、また見たいと言ってくれるのであれば、ミノトゥロとの2度の戦いをぜひ、実現させたいね」