【UFN52】1Rのピンチを乗り越えたストラッサーがスプリット判定で勝利をもぎとる
<ウェルター級/5分3R>
ストラッサー起一(日本)
Def.2-1:29-28, 28-29, 29-28
リチャード・ウォルシュ(豪州)
お互いに距離を取る展開から距離を詰めたウォルシュが右フック。これでストラッサーがダウン、すぐさま立ち上がったものの、ウォルシュが一気にパンチで前に出る。一旦、距離が離れるとウォルシュが左ミドル。これがストラッサーの顔面を捉える。必死にシングルレッグから組みつくストラッサーだが、ウォルシュがケージに押し込み、スタンドの展開に戻ると右フックをヒットさせる。ウォルシュの打撃で鼻から出血するストラッサー。逆にウォルシュはパンチのプレッシャーをかけて右ストレートでストラッサーをぐらつかせる。ケージ際で組み合う展開となったが、どちらもテイクダウンは出来ず、ラウンド終了となった。
2R、ウォルシュがジャブでプレッシャーをかけて、ケージを背負うストラッサーに連打を打ち込む。ストラッサーは四つ組みからダブルレッグに切り返すがテイクダウンできない。ウォルシュは組みの離れ際に左右のフック、ストラッサーも左フックから右ストレートへ。タックルから組みついてテイクダウンを狙うが、ウォルシュはケージを背にして倒れない。試合がスタンドに戻るとウォルシュがジャブと右ミドル、組みついたストラッサーがテイクダウンを狙うがウォルシュは倒れない。逆にウォルシュがストラッサーをケージに押し込み、ストラッサーのダブルレッグを切ってラウンド終了のブザーが鳴る。
3R、ウォルシュがジャブから前に出てストラッサーに組みつく。突き放したストラッサーは左右のフックからダブルレッグ、ケージまで押し込んでボディにヒザ蹴りを突き刺す。スタンドの展開に戻り、ウォルシュが左ミドル。前に出るストラッサーがウォルシュをケージに押し込み、ウォルシュがクリンチアッパーを返す。スタンドではウォルシュが右フックと右ロー、ジャブを当てて右ローにつなげる。ストラッサーも右ローにタックルを合わせてテイクダウンし、立ち上がろうとするウォルシュのバックにつく。しつこくストラッサ―がリアネイキッドチョークを狙い、それをディフェンスするウォルシュ、ストラッサーがバックキープする展開で試合終了。判定は2‐1と割れたものの、ストラッサーに軍配が上がった。