【UFC148】計量後にアンデウソンが、ソネンに肩パンチ
【写真】一触即発をというか、本当に一触れがあった公開計量。アンデウソンは挑発行為なのか、本当に切れているのか―― (C) MMAPLANET
6日(金・現地時間)、7日(土・同)に開催されるUFC148「Silva vs Sonnen II」の公開計量が、UFC Fan EXPOの開かれているマンダレイベイホテルのイベンツセンターで行われた。
試合会場でないため、イベンツセンターのアリーナの大部分を使用し、実に8000人ものファンが詰めかけた公式計量。メインに近づくほど、場内は異様な盛り上がりを見せた。そして、チェール・ソネンの入場に大ブーイングが起こる。続いて登場したアンデウソン・シウバとともに、問題なく計量が終わった。そして、両者が向かい合うと視線を外し、頭をぶつけないように避けたと思われたアンデウソンが、右肩をそのままソネンにアゴ先にぶつける。
【写真】無表情のソネンを挑発し続けるアンデウソン (C) MMAPLANET
ダナ・ホワイトらが懸命に両者を分けるが、アンデウソンはそれでも何やから言葉を発し続ける。一方のソネンは口を真一文字の閉じ、無表情ながら凄みが伝わってくる佇まいを見せていた。地鳴りでも起こったかのような盛り上がりを見せる館内、まずソネンへのインタビューが始まるが、「チャンピオン×アイコン」と言ったところで、ファンの声援が余りにも多く、ソネンの声が届かなくなる。
一方のアンデウソンだが、肩をぶつけた行為で一気にアンチファンが増えたのか、USAコールとブーイングの洗礼を受けた。インタビューは彼の甲高い声すら、大声援でかき消されてしまったが、最後に「明日、戦うだけだ」という言葉がかろうじて記者席に届いた。
なお、コスタ・フィリッポウと戦う福田力も、一発で計量をパス。スケールの上で素早くガッツポーズを繰り返した。フィリッポウは体重計の上でガッツポーツも作らず、こちらは素っ気ない態度を通していた。
■UFC148計量結果
<UFC世界ミドル級選手権試合/5分5R>
[王者]アンデウソン・シウバ:184ポンド(83.46キロ)
[挑戦者]チェール・ソネン:185ポンド(83.91キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
フォレスト・グリフィン:204ポンド(92.53キロ)
ティト・オーティズ:204ポンド(92.53キロ)
<ミドル級/5分3R>
カン・リー:185ポンド(83.91キロ)
パトリック・コーテ:185ポンド(83.91キロ)
<ウェルター級/5分3R>
キム・ドンヒョン:170ポンド(77.11キロ)
デミアン・マイア:170ポンド(77.11キロ)
<フェザー級/5分3R>
チャド・メンデス:146ポンド(66.22キロ)
コディ・マッケンジー:145ポンド(65.77キロ)
<バンタム級/5分3R>
イヴァン・メンジバー:136ポンド(61.68キロ)
マイク・イーストン:135.5ポンド(61.46キロ)
<ライト級/5分3R>
メルヴィン・ギラード:155ポンド(70.3キロ)
ファブリシオ・モランゴ:156ポンド(70.76キロ)
<ライト級/5分3R>
グレジソン・チバウ:155ポンド(70.3キロ)
カビブ・ヌルマゴメドフ:155ポンド(70.3キロ)
<ミドル級/5分3R>
コンスタチノス・フィリッポウ:186ポンド(84.36キロ)
福田力:185ポンド(83.91キロ)
<ライト級/5分3R>
ジョン・アレッシオ:156ポンド(70.76キロ)
シェーン・ローラー:155ポンド(70.3キロ)
<ライト級/5分3R>
ハファエロ・オリヴェイラ:156ポンド(70.76キロ)
ヨイスランディ・イスキエルド:156ポンド(70.76キロ)