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【RFA17】RFAライト級新チャンピオンは番狂わせ起こしたクリストス・ギアゴ

<RFAライト級王座決定戦/5分5R>
クリストス・ギアゴ(米国)
Def.2R2分04秒by TKO
ダコタ・コクラン(米国)

サウスダコタ州で初めてサンクションを受けたMMAイベント=RFA17のメインは、コクラン×ギアゴのRFAライト級王座決定戦だ。試合はコクランの右ハイキックでスタート。ギアゴはワンツーを振るって組みついていくも、上を取ったのはコクラン。ケージを背にして立ち上がったギアゴに対し、コクランは再び尻餅をつかせると、起き上がりに肩に担いで後方に大きく投げ捨てる。ギアゴのヒップスローを潰したコクランが右のパウンドを落す。ギアゴは下からエルボー、そして三角を狙うもガードを強いられたまま、初回を戦い終えた。

テイクダウン狙いのコクランにギアゴが右フック、ヒザをついて前に出てくるところにもう一発フックを入れる。ギアゴはコクランの3度目のダブルレッグもスプロールしパンチ、立ち上がって左フックを打ちこむ。打撃戦で劣勢のコクランは、低い姿勢でシングルを狙うが、これも切られ、ギアゴががぶる。試合がスタンドに戻ると、ギアゴは左ボディフック。疲れの目立つコクランが左ジャブを出したところで、ギアゴが右の跳びヒザ一閃。後方に力なく崩れたコクランに、ギアゴがパウンド2発落とすとレフェリーが試合を止める。クリストス・ギアゴが1Rの劣勢を跳ね返し、番狂わせの王座奪取となった。これでキャリア10勝2敗、新王者は当然のようにUFC出場をアピールした。

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