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【RFC07】韓国ケージ大会へ久米鷹介、飛躍誓う

Kume avec Hioki24日(土・現地時間)に韓国ソウルのチャンチュン体育館で行われるROAD Fighting Championship07が開催され、名古屋のALIVEから久米鷹介が参戦する。

【写真】日沖発のトレーニング・パートナーを長年務める久米鷹介。MMA戦績は11勝1敗4分だ (C) MMAPLANET

TUFシーズン8ファイターのシェーン・ネルソンを危なげなく倒した久米が、韓国のケージ大会に挑む。日沖発のトレーニング・パートナーとして、自らも高めてきた久米がいよいよ世界に向けて動き始めた。

対戦相手はアームバー・キムから急遽イ・ヒョンソクに変更されたが、RFCに挑む心境を渡韓前日の久米に尋ねた。

──明日(※22日)、RFC出場のために韓国はソウルへ向かう久米選手です。2月12日に名古屋のプロ修斗公式戦でTUFファイターのシェーン・ネルソンを下したばかりで、韓国のケージ大会出場を決めました。

「ちょうど(日沖)発さんのセコンドで、UFC JAPANのために東京に行っていた時に、この話を頂いて少し迷ったのですが、経験を積もうと思い、連戦覚悟で受けることにしました」

──RFCに関して、どのような印象を持っていますか。

「全く情報がなかったので、韓国で金網の大会をやっていて、大山峻護選手が出ているというのを知っているぐらいです。ルールも分かっていなかったし、ヒジ打ちはないみたいですね」


──ユニファイドルールではなく、エルボーは禁止ですが、亀の態勢の相手にヒザを入れても良いルールではなかったですか?

「ヒザもダメだったと思うんですが……、確認しておきます(笑)。対戦相手も先週、変わるという連絡を受けたんです」

──えっ、アームバー・キムではなくなってしまったのですか。

「ハイ、イ・ヒョンソクという選手に代わって、180センチのサウスポーでテグMMAというところに所属していて、9勝3敗の戦績なんです。勢いのある選手だって聞いています。試合も1試合しかチェックできていないのですが、長身のサウスポーとは、ウェルター級時代によく戦っているので、苦ではないです。

距離をしっかりと取って戦って、最後は三角絞めで勝っていました。打撃も組みもこなす、オールラウンダーですね」

──突然の対戦相手の変更で、動揺はなかったですか。

「まぁ、少しはありましたが、あとはもう試合をするだけなので。これも良い経験になるという風に捉えています。海外で金網でできることが一番ですし、海外の金網で戦っていきたいので覚悟を決めました。

ネルソン戦後も発さんの練習相手を務めるために体を動かしていましたし、前の試合でケガもなかったので、良い緊張感を保てたまま、練習を続けることができていましたし。

発さんも、UFC後に練習に付き合ってくれたので、頑張りたいです。技術的なアドバイスもそうだし、試合を受ける段階でもアドバイスを受けています。セコンドにつくために、わざわざ試合当日にソウルに来てくださるし、感謝しています」

──しばらくはRFCで戦っていく予定ですか?

「複数契約ではないので、あまり分かっていないですが、色々なところで戦い、最終的にはUFCに辿りつきたいと思っています。だから、UFCへ続く戦いをしていきたいです。

ソウルまで2時間ほどですし、計量の前日に現地入りできるので水抜きもやりやすしです。計量自体も宿泊するホテルらしいですし、いずれにせよ、経験できること全てを吸収してきたいと思います」

──では、しっかりとテイクダウンを奪って、削って一本勝ちを期待しています。

「あっ、それもそうなんですが、せっかく試合を受けるので、打撃の方もやっていきたいと思っています」

■LFC07主な対戦カード

<RFCバンタム級王座決定トーナメント1回戦/5分3R>
佐藤将光(日本)
カン・キョンホ(韓国)

<RFCバンタム級王座決定トーナメント1回戦/5分3R>
キム・スチョル(韓国)
ムン・ゼフン(韓国)

<80キロ契約/5分3R>
ホナン・ジュカォン・カルネイロ(ブラジル)
チャ・ジョンファン(韓国)

<ライト級/5分3R>
久米鷹介(日本)
イ・ヒョンソク(米国)

<RFCバンタム級王座決定トーナメント1回戦/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ソ・セヒョン(韓国)

<ライトヘビー級/5分3R>
トミー・カン(カナダ)
キム・ウンス(韓国)

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