【TUF15】フィナーレのメインはエレンバーガー×カンプマン
21日(水・現地時間)、6月1日(金・現地時間)にラスベガスのパームス・カジノリゾート内ザ・バールで開かれるTUFシーズン15フィナーレのメインで、ジェイク・エレンバーガー×マーティン・カンプマンのウェルター級戦が行われ、エレンバーガーとカンプマンの両者が口頭で対戦に合意したとダナ・ホワイトより発表された。
【写真】熱望したコンディットへのリベンジ戦は、即実現とはならなかったが、カンプマンを破れば、ワンバーワンコンテンダーになること間違いないジェイク・エレンバーガー (C) MMAPLANET
2月15日のUFC on Fuel TVでディエゴ・サンチェスを破ったエレンバーガーは、UFC 6連勝中で27勝5敗の戦績を誇る。一方のカンプマンは、3月3日のUFC on FX01でチアゴ・アウベスをギロチンで切って落とし、一本勝ちを収めUFC戦績を10勝3敗とした。
前回の両者の試合はいずれもメインで組まれ、強豪相手に勝利しているだけに、この試合の勝者がGSP×カーロス・コンディット戦の統一ウェルター級世界戦の勝者に、あるいは統一戦の実現が遅れた場合暫定王者コンディットへのチャレンジャー最右翼となることは間違いない。
【写真】蹴り技も得意とするマーティン・カンプマン、前回のアウベス戦ではダウンを奪っている (C) GONGKAKUTOGI
UFC以前を含めると、両者の対戦相手は4人が重なっており、カンプマンが勝利したコンディット&リック・ストーリーにエレンバーガーは敗れており、そのエレンバーガーが勝利したディエゴ&ジェイク・シールズにカンプマンは後れを取っている。
「テイクダウン+ラッシュ=ペース」でエレンバーガー、「打撃+関節技=フィニッシュ能力」でカンプマンと特色も分かれており、相手の得意な展開にさせなかった方が勝利に近づく一戦となりそうだ。