【Metamoris04】ソネン出場大会でサウロ×コンプリード
【写真】1974年7月2日生まれ、明日でシニア02になるサウロが、コンプリードとどのような柔術を魅せてくれるか(C)MMAPLANET
8月9日(土・現地時間)、カリフォルニア州ロサンゼルスのピーターソン・オートモーティブ・ミュージアムで開催されるプロ柔術大会Metamoris04。既にチェール・ソネン×アンドレ・ガルバォン、ジョシュ・バーネット×ディーン・リスターという異色対決が発表されていた同大会、チケット発売と同時に他のカードも明らかとなった。
ホジャー・グレイシー×マーカス・アルメイダ・ブシェシャ、クロン・グレイシー×青木真也、ホイラー・グレイシー×エディ・ブラボーとグレイシー一族がメインを張ってきたメタモリス、次回大会はソネン×ガルバォンというメインに、バーネット×リスターと非柔術家との異種格闘グラップリング戦が上位を占め、一般層でも知名度の高い選手を登用している。
6月27日(金・同)に30日(月・現地時間)に700枚のチケット発売するリリースともに他の対戦カードが発表されたが、そこには既報のカードとは違い純粋・柔術魂を揺するマッチアップが見られた。サウロ・ヒベイロ×ホドリゴ・コンプリード・メデイロス、90年代終盤から2000年代初頭にかけて、グレイシーウマイタとアリアンシを代表する新世代柔術家として活躍した両者。サウロは1997年から2002年に掛けて5度世界王者となり、メデイロスは1999年と2000年に黒帯無差別級を制している強豪柔術家だ。今やサウロはユニバーシティ・オブ・柔術を率い、コンプリードもBRASAのリーダーとしてだけでなく、ブロック・レスナーの柔術コーチとして活躍するなどMMA界でも名を馳せている。
そんなシニア世代が見せる(魅せる?)、ノーポイント柔術とはいかなるモノなのか。生涯柔術家対決とともに発表されたカードはキーナン・コーネリアス×ヴィニー・マガリャエスというモダン柔術の先鋭と、MMAでも戦う柔術家の異文化交流的な柔術マッチ。さらに昨年のADCCで北岡悟から一本勝ちしているゲーリー・トノンと豪州のキット・デールの一戦、加えて1試合、まだ出場選手が発表されていないシークレット・マッチなる存在も明らかになっている。
なお、同大会のメインに出場するソネンは、ネヴァダ州アスレチックコミッションのドラッグテストで、2度に渡り陽性反応が出たことで、FOXとの契約がこの月曜日に満了を迎えたと発表されている。
■Metamoris04対戦カード
<20分1R・ノーギ>
チェール・ソネン(米国)
アンドレ・ガルバォン(ブラジル)
<ヘビー級選手権試合20分1R・ノーギ>
ディーン・リスター(米国)
ジョシュ・バーネット(米国)
<20分1R>
サウロ・ヒベイロ(ブラジル)
ホドリゴ・メデイロス(ブラジル)
<20分1R>
キーナン・コーネリアス(米国)
ヴィニー・マガリャエス(ブラジル)
<20分1R>
ゲーリー・トノン(米国)
キット・デール(豪州)