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【BFC67】5月4日、カナダでチャンドラー×郷野聡寛

Chandler7日(水・現地時間)、ベラトールFCより5月4日(金・同)にカナダはオンタリオ州カジノ・ラマでBFC世界ライト級王者マイケル・チャンドラー×郷野聡寛の一戦が、ノンタイトルで行われると正式に発表された。

【写真】マイケル・チャンドラーにとって、半年振りの試合。まだキャリア10戦目だけに、この間にどれだけ成長しているか想像もつかない(C)BFC

昨年11月にキャリア9戦目で、エディ・アルバレスをリアネイキドチョークで破りBFCライト級戦線の頂点に立ったチャンドラーは、この4月で26歳になり、郷野より一回り若い。名門ミズーリ大レスリング部から、タイロン・ウッドリー、ベン・アスクレンに続き、MMAメジャーシーンで成功を収めたファイターだ。

テイクダウン能力が高く、スタミナも抜群、レスリングへの信頼感からか打撃戦にも躊躇ないチャンドラーに対し、郷野は日本屈指の打撃へのディフェンス能力を持つベテラン。チャンドラーは「ケージに戻ることができて嬉しい。去年は4試合戦ったし、もう準備はできている。ゴーノは何人かの世界のベストファイターを破っているし、自分を試す良い機会になる」とプレスリリースで、次戦ついて触れている。


ベラトールでは、BFC世界ミドル級王者ヘクター・ロンバードやゲガール・ムサシを破ったことを強調している。ただし、郷野は一昨年夏のライト級転向以降は、結果が出ておらず、またキックも含め計量ミスも目立っており、相当の覚悟を持って臨んでなお、厳しい戦いになることが予想される。

郷野最大の特徴である高度な防御能力も、テイクダウンを武器に戦うファイター相手には、厳しい戦いが続いている。ボクシングが進歩し続けたうえでの弊害とも取られかねない、高い蹴りの時の捩じり効果の低下。倒されて立つ、倒されてガードワークを強いられると、スタミナの消耗も目立ち、判断ミスを起こしやすくなる――、そんな傾向が郷野のファイトから見て取れる。

2009年1月以来、3年4カ月振りの海外での試合に向け、サークルケージと日本の総合格闘技とは違う距離感に、いかにアジャストし、同時に体重をしぼっていくか。幸い三崎和雄、大山峻護など、海外ケージ大会に照準を絞っている練習パートナーや、日本でも最もMMAを知り抜いた長南亮の指導を受けるなど、体制は整いつつある。

左足を前に出し、後ろ足を大きく開いた構えで拳を伸ばすチャンドラーに対し、左インサイドローや、左ミドルを有効に使い、足下から崩していきたい。ストレート系のハンドスピードはチャンドラーに後れを取らないだけに、フックを力まずに打つことができれば――。一番最近の試合で敗北を喫しての大舞台、郷野にはあらゆる面で2月18日・中村大介戦の敗北を活かしたファイトを心掛けてほしい。


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■BFC67主な対戦カード

<ライト級/5分3R>
マイケル・チャンドラー(米国)
郷野聡寛(日本)

<ウェルター級/5分3R>
ライアン・フォード(カナダ)
ルイス・サッポ(ブラジル)

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