【UFN40】堀口恭司 「対応力? いつものままなだけ(笑)」
【写真】同インタビューは、堀口がひかりTV UFC中継の解説を行った4月8日に収録された 。左は堀口のドキュメントを制作のために密着取材をしていたスタッフ(C)MMAPLANET
10日(土・現地時間)、オハイオ州シンシナティのUSバンクアリーナで開催されるUFC Fight Night40「Brown vs Silva」でダレル・モンタギューと対戦する堀口恭司。
この前もケガをして欠場したら、ボロクソに言われました。『おめぇ、この野郎。プロとしてダメだぞ』って。やっぱり一番期待してくれているのが先生なんで。だから、その分ボロクソに言われて……。あそこまで言ってくる人は、そうそういないですし有難いです。
それにUFCに対しても、試合に穴を空けてしまったことを申し訳ないと思っています。その分、次の試合で返したいです」
――フライ級も徐々に層が厚くなってきていますが、米本土で試合が続くというのも、堀口選手へのズッファからの期待の高さ、その表れでもあると思います。
「でも、戦うってことに関していえば日本も米国もあんまり変わらないです。やるだけなんで。1回目よりは、経験値も上がっているので、戦いやすいということはあるかもしれないですが、やることに変わりはないです」
――モノゴトに動じないというか、グアムでも普通にレンタカーを運転していましたし、堀口選手は対応力が高いのでしょうか。
「対応力……、対応しているんですかね? いつものまま、このまんまなだけです(笑)。良く分からないですけど、マイペースでやっています。海外だから眠れないこととかないですし」
――やはり動じないので、どのような環境でも力を発揮しやすいのかもしれないですね。
「それでも、UFCは簡単な相手がいない場所ですから」
――そういうなかで、モンタギュー戦はどのような試合を見せたいですか。
「やっぱり決める試合です。自分が目指しているところなので、しっかりと決めて勝ちたいです。自分のスタイルで戦うのは当然なのですが、今、習っていることもチャンスがあれば出したいです。それだけ幅が広がっているし、少しでも頭に入っていることは、試合中にもパッと思い出すことがあるので。試合で取られてはいけなかったポジションが、今はなっても大丈夫と思えるのは大きいです。結果的に思い切り攻めることができます。中途半端になると、絶対にカウンターを貰ってしまうので、行くなら行く、行かないなら行かないと決めて戦います」
■ UFN40 対戦カード
<ウェルター級/5分5R>
マット・ブラウン(米国/7位)
エリック・シウバ(ブラジル/14位)
<ミドル級/5分3R>
コスタ・フィリッポウ(キプロス/12位)
ロレンツ・ラーキン(米国)
<ライト級/5分3R>
エリック・コク(米国/15位※)
ダロン・クルックシャンク(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ニール・マグニ―(米国)
ティム・ミーンズ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ソア・パラレイ(豪州)
ルアン・ポッツ(南アフリカ)
<フライ級/5分3R>
クリス・カリアソ(米国/10位)
ルイス・スモルカ(米国)
<ミドル級/5分3R>
エド・ハーマン(米国)
ハファエル・ナタウ(ブラジル)
<フライ級/5分3R>
堀口恭司(日本)
ダレル・モンタギュー(米国/15位)
<ウェルター級/5分3R>
ヤン・カブラル(ブラジル)
ザク・カミングス(米国)
<バンタム級/5分3R>
エディ・ワインランド(米国/4位)
ジョニー・エドゥアルド(ブラジル)
<フェザー級/5分3R>
マニー・ガンバーリャン(米国)
ニック・レンツ(米国/9位)
<ライト級/5分3R>
ジャスティン・サラス(米国)
ベン・ウォール(豪州)
<ウェルター級/5分3R>
アンソニー・ラプスリー(米国)
アルベルト・トメノフ(ロシア)
※フェザー級