【WEC36】ガルシア、伝説を打ち砕く
■第8試合 フェザー級/5分3R
レオナルド・ガルシア(米国)
Def.1R1分12秒/TKO
ジェンス・パルバー(米国)
(C) ZUFFA
「ジェンスは、MMAレジェンズ」というガルシア。彼のようなニューパワーと対戦することに対して、パルバーは「機会を与え、それを潰すのが僕の役割だ」と答えている。
右ローキックを繰り出したガルシア、続いて左右のフックを繰り出すが、パルバーは左ストレートで対抗する。サウスポーのパルバーに対し、左へ左へ回りながら、前に出てきたところに左ジャブから右フックを狙うガルシア。と、その次の瞬間にはガルシアの強烈な右フックがパルバーの顔面を捉え、伝説の存在の動きが止まった。
頭を振りながら、「来い、来い」とポーズをとるパルバーだったが、ガルシアが右ミドルから、左右のフックを連続でヒットさせると、背中をケージにつけてキャンバスに崩れ落ちた。僅か72秒で、ガルシアのTKO勝利。ユライア・フェイバーでさえ仕留めることができなかったパルバーを秒殺したガルシアが、フェザー級で確固たる地位を築いたといってもいいだろう。