【BFC48】カーランが優勝、サンドロを右ハイキックでKO!!
<フェザー級トーナメント決勝/5分3R>
パット・カーラン(米国)
Def.2R4分 by KO
マルロン・サンドロ(ブラジル)
23歳カーランと34歳サンドロによるフェザー級トーナメント決勝戦。向かい合うも目を合わせない両者は、ともにオーソドックスに構え、試合がスタートした。
右フックから前蹴りを見せたカーランに、サンドロもすかさず拳を返す。ローから左ジャブを放ち、カーランのジャブをかわしたサンドロだったが、ここでカーランの打撃がサンドロの急所に入り、数秒の中断。再開後、サンドロがパンチのコンビネーションからアッパーを放っていくも、距離をとったカーランにはヒットしない。
その後も、左ロー、パンチ、バックスピンキックと多彩な打撃を見せるサンドロだったが、カーランは距離を取って戦い、サンドロのローにパンチを合わせていく。
再び前蹴りを出したカーランに対し、サンドロも飛び込むようにパンチを連打で繰り出し、バックスピンキックを見せるも、すぐさまバックステップで距離を取ったカーランには届かず。それでも、カーランの左ミドルの打ち終わりに、ローを合わせたサンドロ。飛びヒザ蹴りのような動きから、カーランの懐に入り、足を刈ってテイクダウンを狙ったが、カーランがタックルを切ったところで初回が終了した。
2R、前蹴りを放つサンドロ。カーランも大きな右フックを返していく。サンドロのワンツーにパンチを合わせるカーラン。サンドロもカーランに対し、ガードの上から左フック、ワンツーを叩き込んでいく。
ワンツーからの左フックが空を切るサンドロだったが、怯むことなくアッパーからワンツーで前進。カーランもハイキックがヒットするが、当たりは浅い。ボディフックから活路を見出そうとするサンドロだったが、ここで、カーランは、左ジャブの連打をウェービングでかわしたサンドロが前傾姿勢になったところへ、ズバリ右ハイキックを叩き込む。
この一撃で後方へと倒れたサンドロにカーランが上からパンチを落としたところでレフェリーが試合をストップ。シーズン2ライト級トーナメントに続き、サマーシリーズ・フェザー級トーナメントを制したカーランは、今の気持ちを訊かれると、「説明できないよ」と喜びを露わにした。