【Strikeforce】余裕のアリスターと、少し硬いベルドゥム
【写真】自信をうかがわせるアリスター・オーフレイムと、ややナーバスになっているようなファブリシオ・ベルドゥム(C)MMAPLANET
最高気温39度、ダラスのダウンタウンの外れ、アメリカンエアラインズ・センターを真北に控えたAT&Tプラザで、Strikeforce「Overeem vs Werdum」の公開計量が、17日(金・同)に行われた。
灼熱の日差しのなか、オープニングファイト出場選手から始まった。前週のUFC131の開催地バンクーバーでは、NHLのカナックス人気に便乗するファイターが多かったが、この日はNBAを制したダラス・マーベリックスの本拠地を前にして、その人気に便乗しようという選手は現れなかった。
ファンの声援が一番大きかったのは、アリスター・オーフレイム。そのアリスター、対戦相手のファブリシオ・ベルドゥムに敗れた前回と今の違いを尋ねられ、「40ポンド大きくなった」と余裕の表情で語った。
一方、なぜか、HDNetで中継された計量の場で「柔術とキャッチレスリングの違いは」という場違いな質問をされたジョシュ、「柔術はジェントル、キャッチレスリングはファイトそのもの」と答えていたが、そのボディはややポッチャリしたように見えた。
【写真】ここまで体重を落して、明日は動けるのか。そんな点でも、JZ・カバウカンチの試合は注目だ(C)MMAPLANET
メインカード出場選手ではKJ・ヌーンが、しっかりと1ポンド・オーバーで体を作ってきており、マニア垂涎のホルヘ・マスヴィダル戦に挑む。プレリミで目立っていたのはJZ・カバウカンチの細さか。試合時と違い頬も削げ落ち、キレキレというよりは筋肉を纏っていてなお、落とし過ぎという印象を残している。
■Strikefroce「Overeem vs Werdum」主な計量結果
<ヘビー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
アリスター・オーフレイム:256ポンド(116.11キロ)
ファブリシオ・ベルドゥム:246ポンド(111.58キロ)
<ヘビー級ワールドGP準々決勝/5分3R>
ジョシュ・バーネット:256ポンド(116.11キロ)
ブレッド・ロジャース:258ポンド(117.02キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ダニエル・コーミエー:239.5ポンド(108.63キロ)
ジェフ・モンソン:234ポンド(106.14キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ヴァレンタイン・オーフレイム:234.5ポンド(106.36キロ)
チャド・グリッグス:234ポンド(106.14キロ)
<ライト級/5分3R>
KJ・ヌーン:156ポンド(70.76キロ)
ホルヘ・マスヴィダル:155ポンド(70.3キロ)
<ライト級/5分3R>
JZ・カバウカンチ:155ポンド(70.3キロ)
ジャスティン・ウィルコックス:156ポンド(70.76キロ)
<ライト級/5分3R>
コーナー・ヒュン:155ポンド(70.3キロ)
マグノ・アルメイダ:155ポンド(70.3キロ)