この星の格闘技を追いかける

【It’s Showtime】ディアス、ドラゴを破った新鋭相手に白星

2011.06.19

<70キロ級/3分3R>
ゼベン・ディアス(スペイン)
Def.判定
ヤフス・カヤバシ(オランダ)

ボクシングをベースとするディアスと、70キロ級の新星・ヤフスの対戦。鋭いパンチと蹴りを器用にこなし、穴の少ないディアスと、12月のギリシャ大会ではドラゴから金星を奪っているヤフスによる攻防は必見といえそうだ。

1R、ディアスが細かくワンツーを放つと、ヤフスはハイキックからソバットを見せる。ディアスはすぐさまパンチで襲い掛かるも、ヤフスはこれをブロックして様子見か。ディアスはなんとか崩そうとワンツーから鋭いローキック。ヤフスも飛びヒザを出すが、ディアスのパンチのコンビネーションに押され気味、ブロックなどディフェンシブな戦いとなるも、手数でディアスが上回る格好で1Rを終えた。


2R、反撃を見せたいヤフスだが、ディアスの攻勢は衰えない。パンチのコンビネーションで前へ前へと出ていく。ワンツーからボディパンチを叩き込み、ヤフスの右ストレートも見切ってかわす。ヤフスの苦し紛れのヒザ蹴りも冷静に対処。ワンツーから右ハイキックなど攻勢の印象を残すと、3R、後のないヤフスに、ディアスはワンツーからのローキックでテンポよく攻め立てる。

ヤフスは防戦一方。飛びヒザの当たりは浅く、左ハイキックもかわされてしまった。すると、ここでもディアスのジャブが顔面を捉える。ヤフスも前蹴りの足をキャッチして、ストレートを狙うが決め手に欠くと、残り20秒でヤフスは完全に失速。なんとかミドルキックを出したところでゴングが鳴らされたが、判定の結果はディアスを支持した。

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