Overlooked【HEAT59】これぞフルコンタクト・キックボクシング!! 藤井が安川を下し新王者に
【写真】ネクサスキックとHEATの二冠王となった藤井 (C)MMAPLANET
スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。ここでは5日(土)、愛知県刈谷市の刈谷市産業振興センターあいおいホールで開催されたHEAT59から、チャンピオン安川侑己に、藤井重綺が挑んだHEATキックルール ライト級選手権試合の模様をお伝えしたい。
Text by Manabu Takashima
<HEATキックルール ライト級選手権試合/3分5R>
藤井重綺(日本)
Def.3-0:50-48.49-47.48-47
安川侑己(日本)
ローの蹴り合いでスタートしたタイトル戦。頭がぶつかる様な接近戦でSTRIKE NEXSUのチャンピオン藤井が左ボディを打ちこむ。さらに奥足のローを続ける藤井にチャンピオンが右フックをヒット。
ジャブ、インロー、ワンツー、アッパー&ボディの安川に対し、藤井は首相撲&ヒザ蹴りを入れる。
安川は右フック、ボディ&アッパー、藤井が左ハイを狙う。アッパーから右フックを被弾した藤井は、奥足へのロー&ヒザ蹴りも残り10秒で安川が左右のアッパー、ストレートとパンチで優位に。
チャレンジャーは最後にヒザ蹴り、そして跳びヒザを放った。
2R、左ボディを殴った挑戦者が、右アッパー。安川も右ストレートからショートのアッパーを見舞う。初回に続き、接近戦で打たせて打つという展開で、チャンピオンがショートのコンビ。挑戦者はワンキャッチ&ワンニー、さらにキャッチなしのヒザも突き上げる。
互いにワンツー&ローという対角線コンビを見せ、安川が左フック。ジャブから細かいコンビを纏め、残り20秒を切れると藤井はヒザを2度見せたが、安川の右アッパーから左フックで体を持っていかれた。
3R、奥足、インローと左の蹴りを入れた挑戦者。安川は右フックからボディフック、そして左フックを繰り出す。ここでマウスピースを入れ忘れていた藤井にブレイクが与えられる。再開後、すぐに頭をつけて打ち合いに。安川がワンツーにアッパーを織り交ぜ、藤井は左ボディを打ちこむ。
クリンチでブレイクが入り、藤井が奥足に振り下ろすローを蹴る。
安川はガードの上からショートのコンビ、さらに左右のフックからローを蹴っていく。最後の10秒もコンパクトな距離での打ち合いが続き、ここは藤井が優勢だった。
4R、すぐに頭をくっつけショートフック、アッパー、ローと攻撃しあう両者。体のぶつけ合いのなかで安川が疲弊してきたか。体を預けるようなパンチとなり、スピードが遅くなってきている。対して、藤井の左ボディからのコンビは軸が乱れず、振り抜いて捻り効果があるように映る。
勢いで優る藤井に対し、安川も手数は落ちない。懸命に右を打ち、アッパー。藤井もアッパーを打ち返し、右フックへ。この回の最後は、藤井がサーサークリングを見せた。
最終回、ワンツーで前に出る安川が右ストレートをヒット。藤井は左ボディから右アッパー、さらにヒザ蹴り&右フックを打っていく。互いにワンツーからスリー、フォーとコンビを見せるが、ここも力が感じられるのは藤川だ。
ガードを押しのけパンチを打とうとする両者。まるで顔面パンチが認められたフルコン空手のような距離での打ち合いが続く。
残り1分で、気合を入れるようにキャンバスを踏み込んだ藤井が左アッパー。
ボディを殴られてもヒザを返す。安川も懸命に手を出し続けるが、手のふり幅のみの威力になっているか。対して、引いて打つ藤井が最後にスピニングバックフィスト。互いに見る展開が一切なかった根性勝負は、3-0で藤井に凱歌があがり王座交代劇が見られた。














