【UFC333】後頭部へのパンチの中断から盛り返したドーソンが、アリエフに13戦目の初黒星与える
<ライト級/5分3R>
グラント・ドーソン(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
ニュルロ・アリエフ(タジキスタン)
サウスポーのアリエフが左フックを振るって前に出る。ドーソンは右ハイを見せ、前蹴り。左を入れたアリエフのラッシュに、ドーソンはテイクダウン狙いから下になる。クローズドガードで固め、息を整えるドーソンが下からエルボーを打ち体を捻ってヒジを続ける。スクランブルでバックを取ったアリエフは、離れて左を振っていく。右を当て、左ハイで姿勢を乱したアリエフが立ちあがって左ストレートを入れる。闇雲なヒザ蹴りで尻餅をついたドーソンのシングルレッグを切りながら殴ったアリエフは、後頭部へのパンチだとレフェリーにブレイクされ、1Pの減点を受ける。
再開後、アリエフは左を伸ばすがドーソンが右ローから右ハイを狙う。距離を詰めようとしたアリエフに右ヒザを入れたドーソンが、スピニングバックキックを見せる。さらに大振りの右が当たったドーソンは左を被弾して姿勢を乱す。さらに左を続けたアリエフが組んでケージへ。残り1分、離れたアリエフにシングルからテイクダウンを決めたドーソンが右の鉄槌を落とすと、スクランブルでギロチンをセットし時間となった。
2R、ドーソンが右を伸ばし、ヒザ蹴りを狙う。アリエフは初回と同様に左を伸ばす。ヒザ蹴りのタイミングでシングルレッグを狙ったドーソンは、切られて左を被弾する。それでもはハイキックから右のバスが、左を打たれてケージを背負う。
アリエフは左を当てても、右を打たれた直後にあっさりとダブルレッグでテイクダウンを奪われる。ケージを背負って座ったアリエフは、ボディロックから背中をつかされる。ドーソンはハーフで抑え、左のパンチを落とす。バタフライから、クローズドに戻したアリエフは下からパンチもスクランブルに持ち込めない。
ドーソンはガードの中からエルボー、鉄槌を打っていく。スクランブルからスタンドにも戻ろうと、左を当てたドーソンがアリエフのテイクダウン狙いを切る。残り30秒、ドーソンがワンツーで前に出て左を当てる。さらに振り回すようなパンチのドーソンが手数で上回った。
インターバル中、左臀部から太腿の辺りを気にしていたアリエフは、最終回が始まると右を当て細かいパンチを纏める。バックエルボーのドーソンが右カーフ、左をかわしてパンチから右ハイで前に出る。さらにダブルレッグからバックに回ったドーソンに対し、アリエフは前転からスクランブルを狙う。ドーソンはがぶって、スプロール。懸命にクラッチを組むアリエフに、右のパンチヲれて立ち上がると間合いを取り直す。
右から左を当てて前に出るドーソン。アリエフも左を振るうが、スピニングバックキックをドーソンが蹴っていく。左を被弾しても怯まず前に出るドーソンがダブルレッグでケージに押しこみ、テイクダウンを決める。アリエフはここでもクローズドガードを取り、エルボーを打たれる。ハーフでエルボーを続けるドーソンが、マウントを奪取する。残り60秒、胸を合わせたワキをすくうドーソンは、頭を抱えて枕へ。両ワキを出して抱き着くアリエフは、頭を抜いたドーソンに殴られながらケージキックで脱出も、時間に。太腿を抑えて倒れ込んだアリエフは、0-3の判定負け――キャリア13戦目の初黒星となった。
とはいえジャッジのスコアは3者揃って29-28。ということは初回の減点がないと、29-29だったということか……。












