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【KNOCK OUT65】UNLIMITED2戦目で福永輝と対戦。大雅「中途半端ではなく今はUNLIMITEDに集中したい」

【写真】先を見据えず目の前の試合に集中する。今の大雅にとってはそれがUNLIMITEDルールだ(C)KNOCK OUT

21日(日)、東京都渋谷区の国立代々木競技場第二体育館で開催されるKNOCK OUT.65「THE KNOCK OUT 2026」で大雅がUNLIMITEDルールで福永輝と対戦する。
Text by Takumi Nakamura

キックからMMAに転向し、RIZINに参戦するもの2戦2敗と結果を残すことが出来なかった大雅。心機一転、昨年12月にKNOCK OUTに参戦し、UNLIMITEDルールに挑戦するとプンルアン・バーンランバーを左フック一発でマットに沈め、実に9年3カ月ぶりのKO勝利を収めた。

そのプンルアン戦から約半年、UNLIMITED2戦目に臨む大雅はUNLIMITEDをMMAに復帰するためのステップとしてではなく、自分がこれから戦う一つの道として捉えている。


自分が一番自信を持っている打撃を使わないとダメ。ファイトスタイルを作り直している

──UNLIMITED2戦目に臨む大雅選手です。前回のプンルアン戦後に右ヒジを手術して約半年ぶりの試合となりました。今はトライハードジムを拠点に練習されているそうですね。

「はい。今は(リバーサルジム横浜)グランドスラムでは練習していなくて、トライハードがメインの練習場所ですね。そこに交流がある本田良介選手が来てくれて一緒に練習しています」

――試合ルールがUNLIMITEDということもあり、打撃を中心にした練習をしているのですか。

「MMAをやってきて気づいた部分なんですけど、MMAを始めてすぐの頃は何でもできるようになりたいと思って、あれもこれも新しいことを全部やろうという感じだったんですよ。でも僕が今から組みを覚えて、組みで勝負しようと思っても、僕より組みが強い選手はたくさんいるじゃないですか。そうなると自分の中でバランスが崩れてきたというか。打撃でいくと組まれちゃうから、組みを警戒して戦おうとすると打撃が出なくなって逆に組まれる、みたいな。だからUNLIMITEDで試合することも含めて、自分の中で一番強くて自信を持っている打撃を使って戦わないとダメだなと思って、ファイトスタイルを作り直しています」

──今回対戦する福永選手にはどんな印象を持っていますか。

「どんどんパンチを振ってくるタイプですけど、ちゃんとタイミングを見て振る感じかなと思います。ああいうタイプの選手は僕はやりやすいし、打撃を当てるタイミングは取りやすいと思います。試合映像を見て、ここを攻めようというところがあるので、そこから試合を作っていこうと思います」

──ファイトスタイル的に噛み合いそうですか。

「最初に福永選手の名前を言われた時は誰か分からなかったですが、試合映像を見て面白そうだなと思ったんで、今回も盛り上げられたらいいなと思います」

──プンルアン戦はほぼスタンドの攻防で終わりましたが、今回はスタンド以外のこともやりたいですか。

「打撃で倒すだけじゃなくて、パウンドとかもやってみたいです」

中途半端にやらずにUNLIMITEDのベルトを獲りに行った方がいいかなと思っている

――今はUNLIMITEDの試合が続いていますが、しばらくはUNLIMITEDに集中して戦う予定ですか。

「そうですね。今UNLIMITEDルールでチャンスをもらっているので、中途半端にやらずにUNLIMITEDのベルトを獲りに行った方がいいかなと思っています。ヒジを手術した時にふと『何歳まで格闘技が出来るんだろう?』と考えたことがあって。実はMMAを始めてから細かい怪我が増えていて、練習をやりたいのにやれないとか、モチベーションが下がることが多かったんですよね。それで先のことは考えずに、目の前の試合だけに集中して一戦一戦やっていこうと思います」

──組み技や寝技の練習を始めてから怪我が増えたのですか。

「MMAでしかやらない怪我っていうんですかね。壁レスの練習をしている時に壁についた手を怪我したり、体重のある相手に上から乗られて足首を思いっきり捻挫したり…そういうのがありすぎて(苦笑)。MMAは2戦やったんですけど、フラットな状態で試合をやれたことがなかったんです。それこそMMAのデビュー戦で梅野源治選手とやった時(※大雅が判定負け)は練習中に手が折れて、耳もパンパンに腫れちゃって、途中から組み技が出来ないまま試合をしたんですよ」

――梅野戦後にかなり左耳が沸いているなと思ったのですが、練習できないほどだったとは思いませんでした。

「着替える時にTシャツが耳に触れるのも痛いくらいで、2日に1回は血を抜きにいっていました。そんな状態だからアドレナリンが出ているはずの試合中も『痛っ!』と思いながらやっていましたね(苦笑)」

――選手をやっている以上、怪我なく万全な状態で試合に出ることは少ないと思いますが、集中して試合出来ないことが増えていたんですね。

「それでこのまま怪我ばっかりで格闘技人生が終わったら、何も残らないよなって思って。練習していて一番面白いのはMMAなんだけど、試合に向けて準備していると怪我が増えるのがMMAみたいな。それで色々と悩んでいた時にUNLIMITEDの話をもらって、ルール的にも自分に合っていると思いましたし、今はUNLIMITEDルールに集中してやろうと思っています」

──半年ぶりの試合でどんなところを見せたいですか。

「今までの経験を含めて、今すごく伸びしろを感じているんで、前回よりも強くなったっていうか、ちょっとファイトスタイルも変えて、倒しに行くスタイルにしているので、それをみなさんに見せたいです」

■視聴方法(予定)
6月21日(日・日本時間)
午後12:45~U-NEXT

■KNOCK OUT.65「THE KNOCK OUT 2026」対戦カード

<KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級(60キロ)王座決定戦/3分3R+ExR>
龍聖(日本)
小森玲哉(日本)

<KNOCK OUT-REDスーパーライト級(65キロ)選手権試合/3分3R>
[王者]デンサヤーム・ウィラサクレック(タイ)
[挑戦者]久井大夢(日本)

<KNOCK OUT-BLACKスーパーバンタム級(55キロ)選手権試合/3分3R>
[王者]森岡悠樹(日本)
[挑戦者]晃貴(日本)

<KNOCK OUT-BLACKウェルター級(67.5キロ)/3分3R>
ユリアン・ポズドニアコフ(ウクライナ)
松岡力(日本)

<KNOCK OUT-BLACKライト級(62.5キロ)/3分3R>
大沢文也(日本)
ニカ・パパヴァ(ジョージア)

<KNOCK OUT-BLACK 61キロ契約/3分3R>
レオナ・ぺタス(日本)
成尾拓輝(日本)

<KNOCK OUT-UNLIMITED 59キロ契約/3分3R>
チュームーシーフー(中国)
有川直毅(日本)

<KNOCK OUT-UNLIMITED 73キロ契約/3分3R>
木村“フィリップ”ミノル(ブラジル)
草MAX(日本)

<KNOCK OUT-UNLIMITED 61.5キロ契約/3分3R>
大雅(日本)
福永輝(日本)

<KNOCK OUT-UNLIMITED女子バンタム級(53.5キロ)/3分3R>
鈴木万李弥(日本)
リュウ・ユエアル(中国)

<KNOCK OUT-UNLIMITED 77キロ契約/3分3R>
宮原穣(日本)
神保克哉(日本)

<KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5キロ)/3分3R>
古木誠也(日本)
河崎鎧輝(日本)

<KNOCK OUT-REDライト級(62.5キロ)/3分3R>
古村匡平(日本)
木村涼仁(日本)

<KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級(60キロ)/3分3R>
辰次郎(日本)
宇山京介(日本)

<KNOCK OUT-BLACKフェザー級(57.5キロ)/3分3R>
福田拓海(日本)
雅治(日本)

<KNOCK OUT-REDフェザー級(57.5キロ)/3分3R>
竹内賢一(日本)
茂木豪汰(日本)

<KNOCK OUT-BLACKスーパーフェザー級(60キロ)/3分3R>
祐輝(日本)
荒井幸太郎(日本)

<KNOCK OUT-BLACKバンタム級(53.5キロ)/3分3R>
工藤“red”玲央(日本)
知花優太(日本)

<KNOCK OUT-UNLIMITEDスーパーフェザー級(60キロ)/3分3R>
石渡寛崇(日本)
藁谷兼介(日本)

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