【PFL】3月20日=マドリッド大会より、U-NEXTでPFLの中継が再開――から、何が期待できるのか?!
【写真】コアファンにとっては待望の配信再開。と同時にターゲットはよりジェネラルファンであるはず(C)PFL
20日(金・祝)、PFLより20日(金・現地時間)にスペインはマドリッドはパラシオ・ヴィスタレグレで開催されるPFL「Madrid」:PFL2026#02より、U-NEXTでの配信が再開するという発表があった。
Text by Manabu Takashima
U-NEXTは2024年2月よりPFLの国内配信を行ってきたが、昨年末に契約が満了となり、2026年は開催ごとにライブ配信の実施を検討するという発表を1月に行ってきた。
ファンや関係者の間では、中継の終了という風に捉えられており、実際に2月のビッグマッチ=Road to Dubaiは配信がなかった。
日本ではPFLを視聴できない――と思われてきたが、急転直下。PFLグローバルシリーズをはじめ、MENAやAfricaという地域イベントを含め全大会の独占配信パートナーとなったことが本日の発表で明らかとなっている。
U-NEXTの配信再開で期待できるのは、より日本のファンに響くカードが今後組まれてくるのではないかということだ。
昨年末で一度は契約を更新しなかったのは、ずばり数字が伸びなかったからに他ならない。
聞くところによるとU-NEXTが配信し、ファンの支持を高めてきたBellator時代よりも相当に視聴数が減少していたという。Bellatorと比較して、親近感のあるファイターが少なく、中東や欧州の大会が増えることでライブ配信時間も深夜や未明ということが多くなっていた。
しかし、新生PFLでは米国回帰が実現しており、3月から5月にかけてピッツバーグ、シカゴ、スーフォールズで3大会――に加え、アフリカと北アイルランド=ベルファーストでのイベントが予定されている。
日本から菊入正行、渡辺華奈、そして5月のベルギー大会にはSASUKEのPFL出場が決まるなか、他の日本勢にPFL出場機会も増えることが予想される。
今回のリリースで、PFLのジョン・マーティンCEOは以下のような声明を出している。
ジョン・マーティンCEO
「U-NEXTとのパートナーシップを延長し、日本およびアジア全域でPFLブランドを継続して構築できることを大変嬉しく思います。アジアはMMAの世界的成長、そしてPFLの未来にとって極めて重要な地域です。過去1年間、私たちはアジア太平洋地域での存在感を拡大し、選手とファンの双方に新たな機会を創出することを目指してきました。今後は、アジアのトップタレントとの契約をさらに進め、地域全体でのパートナーシップを深め、より多くのPFLイベントをアジア太平洋地域のファンに届けていくことが目標です」
日本のみならずアジア市場を意識しているPFL。とはいっても、それだけで全イベントをライブ配信するというのは正直、ビジネスとして得策ではない。ここに見えてくるのが、RIZINとPFLの友好関係だ。
実際、今年に入り「バーサス世界」を打ち出した榊原信行CEOも、Bellator時代のようなクロスプロモーションが再開されるかもしれないというニュアンスの発言をしている。
また別取材で柏木信吾氏からは「PFLのCEOジョン・マーティンさんは、スコット・コーカーのように日本大好きという人ではないです。でも格闘技のことが大好きで自ら柔術を練習し、PRIDEのことも知っている。彼は日本の格闘技がどういう立ち位置にあって、バリューを持っているのかを理解しています。だから、良い関係を築けるかと思います」という言葉が訊かれた(※3月23日発売GONG格闘技、柏木信吾氏インタビューより)。
UFCの放映権を延長したU-NEXTだが、基本クロスプロモーションのないUFCと違い、PFLならRIZINとの交流が見込める――故の中継再開。そんな青写真を描けるのであれば、PFLは日本のMMAファンにより近しいイベントになっていくだろう。
現状4月までのLINE UPが揃いつつあるPFL各大会だけに、それ以降のカード編成が非常に気になるところだ。
■PFL2026#01視聴方法(予定)
3月21日(土)
午前2時00分~U-NEXT














