【Strikeforce】川尻&青木&高谷が計量をパス(詳細)
【写真】ライル・ビアボームのパンツ投げ入れに大喜びの観客――これがアメリカの感性なのか? (C) MMAPLANET
9日(土・現地時間)、カリフォルニア州サンディエゴのヴァレービューカジノ・センターで開催されるStrikeforce「Diaz vs Daley」の公開計量が、8日(金・同)にヴァレービューカジノ・センターから、急遽、クラウンプラザ・ホテルのコナコースト・ルームに変更されて行われた。
Showtime実況のマウロ・ラナーヨにより、スコット・コーカー、ロックスター・ガールズに続き、ジョシュ・バーネット、ダン・ヘンダーソン、ジョシュ・トムソン、マルース・クーネン、ファブリシオ・ベルドゥムらが檀上で紹介され、アンダーカード出場選手の計量がスタートした。
選手の呼び出しと体重を読み上げるのはジミー・レノーJr。計量が終わったファイターが向かい合って撮影に応じ、選手の間にスコット・コーカーが立つというUFC(ネヴァダ州)方式が用いられたものの、その後、オフィシャルのTVカメラに向かって、並んで立つというストライクフォース方式は変わらずに継続されていた。
メインに出場するファイターが、UFCのPPV大会の計量と同じようにインタビューが行われのか注目されたが、ポール・デイリーとニック・ディアズが激しく口撃しあったため、結局、予定されていたのか、そうでなかったのかも分からない混乱のまま公開計量を終了した。
気になる日本人出場選手たちだが、ギルバート・メレンデスが持つ世界ライト級王座に挑む川尻は、鋼のようなボディを披露し154.25ポンド(約69.9キロ)で無事量り終える。王者メレンデスも、試合中と違ったこけた頬でステージに現れ、最初から下着を脱いで、計量に挑むと154.75ポンド(70.1キロ)でパスした。
【写真】横に並んだ青木とビアボーム。背格好は同じくらいか。明日向かい合った際、互いの身体はどのように変わっているか (C) MMAPLANET
青木と対戦するライル・ビアボームは、ファンシーパンツの異名を持ち、いきなりその派手なパンツを脱ぎ捨てファンに投げ捨てる。このパンツ投げに大喜びのファンに対して、ビアボームは何と、パンツの5枚重ね履きから、実に4度も下着の投げ入れを行った。
そんなビアボームと対戦する青木は、リミット丁度で計量を終えたあとも、一度も対戦相手と目を合わせることなく、ピリピリとした雰囲気のまま写真撮影を終えると、スコット・コーカーに一礼して、計量の舞台を下りた。
ロバート・ペラルタと対戦する高谷は、海外での試合は3度目ということもあり、日本人ファイターのなかでは、最もリラックスしていたように映っていた。
元WECマッチメイカーのシェーン・シェルビー(現UFCフェザー級&バンタム級マッチメイカー)を始め、ズッファの大会で顔なじみの面々が顔を覗かせ、実際に活動も開始したストライクフォース。
UFCやWECでは、恒例となった代表に続く、マッチメイカーの紹介がされることはなかったリッチー・ショウなど、ズッファ・ストライクフォースに、どれだけオリジナルの運営陣が在籍し続けられるのか、舞台裏では計量同様に話題となるなど、変化の兆しが確実に見え隠れする公開計量だった。
■Strikeforce「Diaz vs Daley」主要試合計量結果
<Strikeforce世界ウェルター級選手権試合/5分5R>
[王者]ニック・ディアズ:169.75ポンド(76.9キロ)
[挑戦者]ポール・デイリー:169.5ポンド(76.8キロ)
<Strikeforce世界ライト級選手権試合/5分5R>
[王者]ギルバート・メレンデス:154.75ポンド(70.1キロ)
[挑戦者]川尻達也:154.25ポンド(69.9キロ)
<ライト級/5分3R>
青木真也:155ポンド(70.3キロ)
ライル・ビアボーム:155.5ポンド(70.5キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ゲガール・ムサシ:205.5ポンド(93.1キロ)
キース・ジャーディン:205ポンド(92.9キロ)
<フェザー級/5分3R>
高谷裕之:144.5ポンド(65.5キロ)
ロバート・ペラルタ:144.5ポンド(65.5キロ)
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