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【LFA222】ウルグアイ・ストライカーのピントス。テイシェイラ門下のカルバーリョに渾身の判定勝利

<フェザー級/5分3R>
グスタヴォ・ピントス(ウルグアイ)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ヘジヴァウド・カルバーリョ(ブラジル)

グローバー・テイシェイラ門下のカルバーリョに対し、ピントスが右カーフを蹴る。右前蹴りを見せたカルバーリョは、右カーフから左インローを蹴られる。遠い距離を取る両者、ピントスが踏み込んでローを繰り出す。近づくと右フックからエルボー、離れてボディストレートをピントスが入れる。カルバーリョがワンツーで前に出るが、ボディを打たれる。カルバーリョの跳びヒザは距離が合わず、ワンツーの左を被弾する。

ワンツーフックからボディを効かせたピントスが、右ストレートをヒットさせ試合をリードする、右を伸ばして組んだカルバーリョがケージにピントスを押し込む。体を入れ替えたピントスは右エルボーを打って距離を取り直した。残り1分、右ストレートから首相撲&ヒザを突き上げるピントスだが、息が上がり始めているか。それでもワンツー、ボディを入れたピントスが右カーフを蹴ってラウンドを締めた。

2R、圧を掛けるカルバーリョがジャブから右オーバーハンドを空振りする。大振りのパンチで前に出てくるカルバーリョの腹を殴り、ワンツーフックを振るうピントスは、やはり疲れている。それでも右カーフを続け、危険なサイドキックをヒザに入れたピントスが、カルバーリョのヒザ蹴りに右フックを合わせる。ジャブのカルバーリョと、カーフのピントス。カルバーリョは左ハイを見せ、ジャブを当てる。さらに右ハイを繰り出したカルバーリョだが、ピントスが右をヒットさせる。カルバーリョは右ハイ、ピントスがボディと互いに攻撃を続けるなかで、カルバーリョのワンツーをピントスが見事なヘッドムーブでかわす。

そのピントスが左ボディから右エルボーを入れて、直後にダブルレッグでテイクダウンを決める。立ち上がったカルバーリョは右ハイでスリップし、起き上るも時間となった。

最終回、左に回ってジャブのピントスが右カーフを効かせる。カルバーリョも前に出てエルボーを被弾しながらクリンチへ。ピントスは回って離れると、右ストレートから左ボディ、そして右フックを決める。さらにカルバーリョのステップインに右フックを合わせてダウンを奪ったピントスが、立ち上がったカルバーリョと距離を取る。カーフから右フックで2度目のダウンを奪ったピントスが、バックを制す。

カルバーリョは胸を合わせて立ち上がると、右ミドル。ピントスは右を振るい、カルバーリョのクリンチから逃れる。両者削られ汰状態で、手は少なくなる。それでもカルバーリョはスピニングバックキックを繰り出し、ダブルレッグでテイクダウンを決める。残り1分、両足をフックしたカルバーリョは前方に落とされると三角絞めをセットしていく。

ピントスが担ぐと、スクランブルで両者が立ち上がる。ピントスは右を当て、再びテイクダウンからバックを伺いタイムアップを迎えた。両者死力を尽くした激闘は、疲れても攻め続ける姿勢を見せ、最後は絶妙なテイクダウンでスコアをまとめたピントスに凱歌が挙がった。


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