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【GLORY×RISE】RISEとSBの王者対決は大激闘。笠原弘希が延長Rに2度のダウンを奪って白鳥大珠を撃破

【写真】日本人対決&王者対決らしい激闘となった(C)RISE

<GLORY×RISE LAST FEATHERWEIGHT(65キロ)STANDING TOURNAMENT/3分3R+Ex1R>
笠原弘希(日本)
Def.3-0:10-7.10-7.10-7.
白鳥大珠(日本)

トーナメント2回戦で実現したRISEスーパーライト級(65キロ)王者・白鳥とシュートボクシング日本ライト級(62.5キロ)王者・笠原による王者対決。サウスポーの白鳥がじりじりと前に出てアウトロー。笠原がアウトローを蹴り返すと、白鳥はそこに左フックを狙う。笠原はジャブを伸ばしてインロー、白鳥は前蹴りで笠原のボディを狙う。

笠原が左フックから右ストレート、白鳥はガードを上げて前に出る。笠原はワンツー、構えをスイッチしながらサークリングする。白鳥は前に出てくる笠原に右フックを狙い、左アッパーから右フック、左ストレート、ワンツーからヒザ蹴り。右フック。蹴りが交錯して店頭。笠原はスイッチ。白鳥がパンチで飛び込むと、笠原が右フックを合わせる。

2R、笠原は足を上げるフェイントから右インローを蹴る。白鳥が左ミドルを蹴ると、笠原がワンツーで飛び込む。笠原は細かくフェイントを入れてインカーフ、左フックで前に出る。さらに笠原は前手を下げて半身に構えて蹴り足キャッチから左ストレート→右ストレート、左ハイにつなげる。

白鳥も左ストレートで前に出ていくが、そこに笠原が左フックのカウンターを合わせる。白鳥も左ストレートから右フック。笠原がじりじりと前に出て近い距離でのパンチの打ち合いに持ち込む。パンチの回転力では笠原の方が上か。

3R、ここも笠原が構えを小刻みにスイッチして前蹴りを飛ばす。白鳥は左ミドルを蹴ろうとするが、笠原はすぐに距離を詰めて、細かいジャブから右ストレートにつなげる。白鳥も左ストレートを当てて左ボディ、ジャブを当てて左ミドルと左ストレートにつなげる。

笠原もパンチで入ろうとするが、白鳥がジャブを当てて左ストレート、左ボディにパンチを散らす。白鳥はジャブを起点に左ストレート・右フック。笠原はガードを下げつつ、パンチを打ち返してラウンド終了となった。判定はジャッジ1名が30-29で白鳥を支持したものの、残り2名は30-30、29-29と差をつけず。試合は延長戦にもつれる。

EXR、笠原が前足へのローを蹴って、ジャブから前進。白鳥は右フックのカウンターを狙いつつ、ジャブと左ストレートを合わせる。笠原はジャブをもらいながらも前進。白鳥は左の前蹴り、細かいパンチを打ち込む。笠原は左手を伸ばして右ストレートを振って前に出る。白鳥は左のヒザ蹴りを狙いつつ、笠原のワンツーに右フックを狙う。

ここで笠原の右フックと白鳥の右フックが交錯し、笠原の右をもらった白鳥が後方にバランスを崩す。そこに笠原が右を打ち込み、レフェリーが白鳥にスタンディングダウンを宣告する。再開後、すぐに前に出ていく笠原。白鳥もインローやヒザ蹴りを返すが、笠原が左ボディから顔面への左フック、続く右ストレートで2度目のダウンを奪う。ここで試合終了となり、3Rは劣勢だった笠原がEXRで息を吹き返し、2度のダウンを奪って判定勝利を収めた。


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