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【UFN261】止まらないステップ&コンビネーション。ボディを効かせたホシャがニコルを判定で下す

<フライ級/5分3R>
ルカス・ホシャ(ブラジル)
Def.30-27.30-27.30-27.
スチュアート・ニコル(豪州)

サウスポーに構えるニコルに対し、ホシャがプレスをかける。ケージを背負ったニコルは、右に回りながらシングルレッグへ。これを切られると。右スピニングバックフィストを見せる。前に出続けるホシャが右ハイ。ニコルはガードを固めて左ストレートを当てた。ホシャも右ストレート、右前蹴りをヒット。ニータップを切られるも、ニコルがワンツーから前に出て行く。ワンツーを右ボディに伸ばすと、ニコルがマットにヒザを着いた。

続くボディ攻撃を嫌がるニコル。しかしニータップでドライブし、ダブルレッグからバックへ。ニコルの顔面に左ヒザを突き上げた。シングルレッグに切り替えたニコルが崩していくも、ホシャが足を抜いて離れる。ニコルにケージを背負わせ、右アッパーでグラつかせる。さらに首相撲からヒザを追撃するホシャ。下がるニコルに右スピニングバックキックを見せ、ニータップもカット。ニコルが背中をマットに着けると、スタンドを要求した。ニコルがスタンドに戻り、ニータップで飛び込むもスプロールした。

2R、ホシャが一気に距離を詰める。ニコルが右スピニングバックキック、右スピニングバックフィストを見せるも、ホシャの前進は止まらない。右ストレート、右ハイ、右アッパーと攻めたて、右ボディを突き刺す。ニコルのニータップをスプロールしたホシャがフック宇振るう。右ボディを受けて、体がくの字になるニコル。顔面にはホシャの左ジャブが突き刺さる。ニコルのシングルレッグをスプロールしたホシャは、マットに背中を着けた相手の足を蹴っていくが、スタンドを要求した。

レフェリーがブレイクをかけ、スタンドで再開すると、ホシャのパンチがニコルの顔面をとらえる。打撃のコンビネーションで優位に立つホシャ。ニコルはボディ攻撃を明確に嫌がるように。ホシャはニコルのニータップを潰し、ボディに蹴りを見舞う。笑顔を浮かべてパンチを振るうホシャが、やはりボディブローを効かせる。ニコルも笑顔を浮かべてニータップにトライするも、潰されてボトムへ。ホシャの左足を抱えるがラウンド終了のホーンが鳴った。

最終回、ホシャが左ジャブを突いてニコルにケージを背負わせる。下がるニコルに右オーバーハンドを浴びせる。ニコルの右フックをかわし、ボディと顔面にパンチ&蹴りを散らし続ける。ニコルがオーソドックスにスイッチして距離を詰めていく。しかしホシャのペースは変わらず。ニータップをスプロールしたホシャは、ガブってから立ち上がる。ニコルも左フックを打ち返すが、ホシャの右ハイ、ボディブローを受けて動きが止まってしまう。首相撲からヒザ、右フックとホシャの手数は止まらない。

ニコルのシングルレッグを切り、スタンドに戻るとボディ攻め。左手をマットに着いて右ハイなど大技まで見せるホシャ。ニコルも右浴びせ蹴りを繰り出すが空を切る。距離が詰まったところでホシャがバックに回り、リフトアップからマットに叩きつけた。パンチで削ったあとスタンドに戻ったホシャは、細かいコンビネーションから右スピニングバックキック、最後はニータップからダブルレッグに切り替えて尻もちを着かせ、試合を終えた。

止まらないステップとコンビネーションで攻め続けたホシャがフルマークの判定勝ち。ホシャはこれがUFC本戦で初勝利、対するニコルはオクタゴン2連敗となった。


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