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【UFN261】ウェルター級転向のアルバレス、ジャブで主導権を握る→ルケのTD&寝技を潰して判定勝利

<ウェルター級/5分3R>
ヨエル・アルバレス(スペイン)
Def.3-0:30-26.30-26.30-26
ヴィセンチ・ルケ(ブラジル)

アルバレスがジャブを打ちながら距離を取る。ルケもジャブのフェイントから左ミドル、右ストレートから前に出る。アルバレスはここもジャブで試合を組み立て、ルケが右カーフを蹴る。アルバレスは右のガードを高く上げて左手を細かく動かしてジャブを打ち込む。ルケもステップインしようとするが、アルバレスが左フックを合わせる。ルケもローやミドルを蹴って打撃を散らすが、アルバレスのジャブがルケの顔面を捉える。

さらにアルバレスはジャブから右ボディから左フック、ジャブを顔とボディに打ち分ける。そこに右フックをかぶせるルケ。左フックで飛び込むと、アルバレスが左フックを合わせる。アルバレスは拳を握っていたが、ルケはアイポークがあったとアピールして試合が一時中断。試合そのものはインターバルを経て再開となる。

再開後もアルバレスがジャブ・左フックでペースを取り、右の前蹴りからパンチをまとめる。ルケは右フックを振って前に出ていくが、アルバレスもジャブと前蹴りを返す。ルケがジャブと右の前蹴り。アルバレスは左ボディ、二段の右飛びヒザ蹴り、右ストレートから返しの左フック、左右のフックと手数を増やす。ルケもパンチを振って前に出ようとするが、アルバレスがジャブで止めて右フック、ローキックまでつなげる。

2R、ルケがジャブから右ハイ、左フック。アルバレスはジャブ、右ストレートから左フック、ジャブを突き刺して二段の飛びヒザ蹴りから右ストレート、ジャブからスピニングバックキック、再び左のヒザ蹴りを繰り出す。ルケは右ストレートと右カーフを見せるが単発に終わる。アルバレスはルケの左右のフックにジャブを合わせ、ルケのワンツーをバックステップでかわす。

ルケがシングルレッグに入るが、自ら下になってしまう。アルバレスはダースチョークを狙いながらヒジを落とし、バックに回る。ルケも何とか動こうとするがアルバレスがパンチをゴツゴツと落としてく。ルケが左腕を差して体を起こそうとすると、アルバレスは左腕を首に巻いてギロチンを狙いつつ、再びヒジと鉄槌を落とす。ルケはアルバレスの左手を両手で持ったまま亀になり、アルバレスはパンチを落とし続ける。

左手を抜いたアルバレスは両手でパンチを落とし、一度ルケをがぶってコントロールし、パンチとヒジを落とし続ける。残り20秒を切ったところでダブルレッグに入るチャンスがもあったが、アルバレスに潰されてガードポジションを取る。そこにアルバレスがパンチを落とし、ラウンド終了となった。

3Rもアルバレスがジャブで先手を取る。ルケは右ミドルと右カーフを蹴り、左フックで飛び込むが、アルバレスはそこにジャブを突き刺す。ルケは右フック、スイッチして飛び込むチャンスを狙う。ここでルケがシングルレッグに入ると、アルバレスが右手をルケの股に入れてルケの体を後方に返すようにして潰す。

アルバレスは左足を深く入れて横三角の形でルケの動きを固め、この状態が長く続く。会場からはブーイングも起こるが両者動きがない。アルバレスが左手でルケの右足を持って、右手でボディを殴り続ける。このまま試合終了となり、ジャブで主導権を握り、ルケの組みを潰して攻めたアルバレスが判定勝利を収めた。


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