【UFN261】TDの圧でジャクソンの打撃を封じたフィゲイレドがスプリット判定勝ち。連敗を2で止める
<バンタム級/5分3R>
デイヴィソン・フィゲイレド(ブラジル)
Def.2-1:29-28.29-28.28-29.
モンテル・ジャクソン(米国)
ともにサウスポー。フィゲイレドが右インローを当て、ジャクソンの左をかわして組みつく。すぐに離れたフィゲイレドは一度オーソドックスにスイッチして右ミドルを突き刺す。ジャクソンのワンツーをダッキングでかわしたフィゲイレドは、ボディロックテイクダウンに成功。クローズドガードのジャクソンに対しパスを仕掛け、体を起こした相手の首を抱える。フィゲイレドがギロチンからバックを狙うと、ジャクソンが立ち上がってボディロックへ。差し返したフィゲイレドが離れた。
オーソドックスのフィゲイレドがインローを受けてスイッチする。ジャクソンは右ジャブをボディに伸ばす。フィゲイレドが右ハイ、右ロー。一気に距離を詰めて右ストレートを放った。ジャクソンも前手を伸ばして距離を保ち、フィゲイレドの右ローをキャッチする。残り10秒で右を振るうフィゲイレド。下がるジャクソンのボディに右ミドルを突き刺した。
2R、フィゲイレドがオーソドックスで前に出る。サウスポーにスイッチし、ジャクソンの左をかわしてニータップでグラウンドに持ち込んだ。即マウントを奪取したフィゲイレドは肩固めへ。ジャクソンが反転するとバックマウントに移行する。ジャクソンが起き上がると、フィゲイレドも離れた。ジャクソンがプレスをかけると、フィゲイレドも前に出て右フック、右ミドルを放つ。
さらに右ストレートでジャクソンを下がらせるフィゲイレド。ジャクソンの右ジャブをスウェーでかわし、右フックを振るうが、自身も左カーフを受ける。ジャクソンが左を放つと、フィゲイレドはテイクダウンのフェイントで止めにいく。ジャクソンもスプロールに移行するため、手が止まってしまう。残り10秒、フィゲイレドの右フックが当たると、ジャクソンも左テンカオで迎え撃った。
最終回、フィゲイレドが右サイドキックから距離を詰めていく。フィゲイレドはワンツー、ジャクソンが右に回って距離を取る。ジャクソンがパンチを伸ばすと、テイクダウンのフェイントで下がらせるフィゲイレド。ジャクソンも前に出て、左カーフを当てる。距離を詰めていくフィゲイレドに対し、ジャクソンも左ストレート、右ジャブを当てるが、下がりながら放っているためフィゲイレドの動きを止めるには至らない。
フィゲイレドはジャクソンが左カーフを放った瞬間に組みつく。ここはジャクソンがボディロックから倒すも、グラウンドには付き合わず。すぐにフィゲイレドもスタンドに戻る。残り10秒、フィゲイレドがケージ中央でジャクソンに打ち合いを求める。ここで打ってきたジャクソンに組みつき、最後までジャクソンの打撃を封じ込めた。
フルラウンドにわたってフィゲイレドのペースだったように思われたが、ジャッジはスプリットに。結果はフィゲイレドが判定勝ち。連敗を2でストップしたフィゲイレドは、地元ブラジルのファンの前で涙を浮かべた。