この星の格闘技を追いかける

【ONE FN36】ONE初戦の磯嶋、ビグナを削り続けてパウンドアウト→5万ドルのボーナスをゲット!

【写真】削って削って削りまくった末に仕留める。これもMMA(C)ONE

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
磯嶋祥蔵(日本)
Def.2R4分19秒 by TKO
ニコラス・ビグナ(アルゼンチン)

ビグナが右に回り、右ストレートを伸ばす。下がった磯嶋が右ストレートを当てたあと、ボディロックで組みつきドライブ。大外刈りでクリーンテイクダウンに成功した。ビグナはオープンガードからパンチを突き上げ、三角絞めをセットアップする。

すぐに足のクラッチを解いたビグナは、再び下からパンチを連打し、ビグナの左腕を取って腕十字へ。磯嶋も腕を抜いてパウンドを連打するが、クリーンヒットは少ない。対してビグナは鉄槌とヒジを当てていく。磯嶋はそのままビグナをロープ、コーナーに押し込んでパウンドを落とす。

この状態では打ち返せないビグナは、体をずらしてロープ際から少し離れる。磯嶋が構わず連打を浴びせると、ビグナの右目付近から出血が見られるように。パウンドを受けるようになったビグナが蹴って磯嶋を突き放す。しかし磯嶋は立ち上がった相手をロープに押し込む。ビグナはギロチンを狙うも、これは極まらなかった。

2R、ビグナが跳びヒザで距離を詰めてパンチを放つも、磯嶋がやはりボディロックから小外刈りでグラウンドに持ち込む。ハーフガードのビグナに対し、パンチを落としながらパスを狙う磯嶋。打たれ続けるビグナがクローズドガードに戻し、立ち上がる。

しかしすぐに磯嶋が捕まえて再び背中を着かせた。磯嶋はハーフガードのビグナを殴り続け、肩固めを狙いながらマウントを奪取する。ロープ際まで下がるビグナにヒジとパウンドの連打を浴びせ、レフェリーストップを呼び込んだ。

ONEデビュー戦をTKO勝利で飾った磯嶋は「最高に嬉しいです。普段どおり自分の強いところを出して勝つことができました。相手のスタミナの消耗度を見てプランを変え、ダメージを取ってフィニッシュに向かおうと考えて動きました」と語る。その磯嶋に5万ドルのファイトボーナスが与えられた。


PR
PR

関連記事

Movie