【ONE FN36】立ちレス中心、TD狙いと飛びつきガードも寝技にならずホカゲがグランゾットに3-0勝利
【写真】サブミッショングラップリングというようりも、サブミッションレスリングというような試合展開だった(C)ONE
<サブミッショングラップリング・フェザー級(※70.3キロ)/10分1R>
ファブリシオ・ホカゲ・アンドレイ(ブラジル)
Def.3-0
エドゥアルド・グランゾット(ブラジル)
立ちレスが続き、互いにいなしたり、ダブルレッグを狙う。グランゾットはシングルレッグを切られ、ホカゲは小内のように足を出す。グランゾットはダックアンダーからバックを伺う。ウィザーのホカゲは、ワキを潜られるがクラッチを切って正対する。
残り7分を切り、ホカゲがジャンピング三角を狙うが、足をかけることができず落下。すぐに立ち上がってスタンドの攻防が続く。小内でグランゾットの姿勢を乱させたホカゲだが、グランゾットは姿勢を戻してダブルレッグ。
振ってきたグランゾットの動きに合わせホカゲが、ぶら下がるように三角絞めへ。腹ばいになるが、腕を抜いたグランゾットが立ち上がる。
レフェリーが「ノーキャッチ」と念を押す。
試合は再び立ちレスに戻り、グランゾットのダブルレッグにホカゲがギロチンをセット。ただ、背中をつける展開を嫌がり、頭が抜ける気配で立ち上がる。
残り2分半でグランゾットがジャンピングガードからハイガード、三角絞めを狙う。頭を抜いたホカゲは飛び込んでトップキープを続けようとしたが、グランゾットが立ち上がってがぶる。
ついには残り1分となり、両者のサブミッショングラップリング戦は立ちの状態が続く。ホカゲはダブルレッグを仕掛けるが切られ、グランゾットが飛びつき十字へ、これも極まらず、タイムアップを迎えた。
ジャッジの判断は3-0でホカゲの勝利となった。