【ONE FN36】グルザダがヒザ蹴りでダウンを奪取。ジャオスアヤイの猛攻を振り切って判定勝利
【写真】お互いの持ち味が出た好勝負。そのうえでグルザダの技の引き出しと戦い方のバリエーションの多さは素晴らしい(C)ONE
<ムエタイ・フライ級/3分3R>
アキフ・グルザダ(アゼルバイジャン)
Def.3-0
ジャオスアヤイ・モー・クルンテープトンブリー(タイ)
グルザダが前後のステップからインロー、ジャオスアヤイの左ハイに右ストレートを打ち返す。グルザダは右の前蹴りと左ロー、ジャオスアヤイの右ローに右ストレートを合わせ、強力な右ローを蹴る。ジャオスアヤイは右ハイと右ロー、グルザダは右ストレートを狙う。グルザダはこの右ストレートを当てて右ローへ。ジャオスアヤイもパンチをまとめて前に出るが、グルザダは左フックを狙う。ジャオスアヤイは右ストレートから入って、グルザダも右を合わせる。
ジャオスアヤイはサウスポーにスイッチし、互いにミドルを蹴り合う。ジャオスアヤイはジャブから前に出ていくと、グルザダが右ストレートを合わせる。ジャオスアヤイは変わらずパンチで前に出ていくが、グルザダがカウンターの右のヒザ蹴りを合わせてダウンを奪う。グルザダはバック聞くと右ヒザ蹴り。右フックから左フック。左フックからぽあんちをまとめる。、さらにパンチからヒザ蹴り。ジャオスアヤイも左フックを打ち返して右ハイを蹴る。
2R、グルザダが距離を取りながら右ロー、構えをスイッチしながらパンチを返す。ジャオスアヤイも距離を詰めて左ハイ、右ミドル、飛び込んでの左フックを当てる。グルザダはジャブで距離を取って右ローを連打、そこから右のヒザ蹴り、右ストレート、左フックにつなげる。ジャオスアヤイも左右の連打で攻め込むが、グルザダはブロックを固めてローを蹴り返す。パンチからミドルで攻めるジャオスアヤイ。グルザダは返しの左フック、パンチをまとめて右のヒザ蹴りにつなげる。
ジャオスアヤイはグルザダがガードを固めると左ボディを打ち込むが、グルザダはがそこにヒザ蹴りのカウンターを合わせる。それでもジャオスアヤイはパンチを振って前進。左フックで飛び込むと、首相撲の攻防から右アッパーを突き上げる。グルザダは下がりながらヒザ蹴り、細かいパンチのコンビネーションを繰り出す。
3R、すぐに前に出ていくジャオスアヤイ。グルザダはサークリングとスイッチをしながら左ボディや右ローを蹴る。ジャオスアヤイは左フックの連打で前に出て、グルザダは右ストレートを合わせる。ジャオスアヤイはパンチで突進して、左フックの相打ちをヒットさせる。ジャオスアヤイの右フックでグルザダがバランスを崩すがダウンにはならず。
ジャオスアヤイが左フックから右フック。グルザダも左を打ち返して譲らない。首相撲になるとジャオスアヤイがグルザダを押し倒す。ジャオスアヤイがひたすらパンチで前に出て、グルザダは飛びヒザ蹴りとスピニングバックキック。サークリングを続けるグルザダにレフェリーから注意が入る。グルザダはスピニングバックエルボーとスピニングバックキックと大技を繰り出し、ジャオスアヤイの手数が減る。
逆にグルザダは左右のパンチを当ててサークリングを繰り返し、ジャオスアヤイの攻撃をかわす。最後もグルザダがバックキックとスピニングバックブローを繰り出し、ジャオスアヤイが右を当てたところで試合終了。1Rにダウンを奪ったグルザダがジャオスアヤイを判定で下し、ONE FFの戦績を5連勝とした。