＜女子ストロー級／5分3R＞
タチアナ・スアレス（米国）
Def.3-0:29-28.29-28.29-28
アマンダ・レモス（ブラジル）

今年2月に世界王座挑戦も敗れたスアレスの再起戦。サウスポーのスアレスと、オーソのレモスが前手で叩き合う。と、飛び込んでケージにレモスを押し込んだスアレスが、シングルレッグでテイクダウンを狙う。切ったレモスは金網を背負う展開が続く。ここでスアレスのヒザが股間を直撃しレモスが倒れこむ。

レモスは正座で回復を待ち、30秒ほどで立ち上がる。90秒後に試合は再開され、レモスが右ミドルハイを蹴る。さらに右ハイを狙ったスアレス、続くローをキャッチしたスアレスがシングルからハイクロッチ、肩を押し込んでテイクダウンを決める。ハーフで抑えた状態でスアレスは初回終了を迎えた。

2R、指を伸ばさないよう注意を受けたスアレスが、右ローを蹴る。ローの応酬から、スアレスが組んでハイクロッチでテイクダウンへ。切り返しかけたレモスだったが、スクランブルでバックを許す。スアレスはバックコントロールでヒザを太腿に入れ、リフトからテイクダウン。ハーフのレモスの頭を抱え、ギロチンを狙う。腹ばいで耐え、立ち上がったレモスをスアレスがケージに押し込む。そのまま時間は経過し、レモスが時折ニンジャチョークを狙う。残り15秒で、ジャンピングガード&ニンジャを仕掛けたレモスだが時間となった。

最終回、打撃で間合いを測る両者。レモスがインローを蹴り、スアレスのダブルレッグをスプロールしてウィザーから向き合う。ヒザを蹴りあった両者。ここでスアレスがケージにレモスを押し込む。頭が切れないレモスは、逃れようと動くが離れることができない。エルボーを頭に落とされたスアレスが、ついにダブルレッグからリフトへ。そのままサイドに落とすと、同時にロールしたレモスが上を取りかけたが結局、スクランブルからケージに押し込まれる。それでも左で殴り、右エルボーを入れたレモスが打撃の間合いに戻る。

残り40秒、圧を掛けるレモスがロングフックを振るい。左右のパンチを被弾したスアレスはダブルレッグに逃げ、切られると引き込む。レモスは右を殴りながら、タイムアップに。瞬間、笑顔を見せたフアレスがレモスの手を取って立ち上がらせた。最終回はレモスだが、1Rと2Rはテイクダウン&トップ奪取のスアレスか。明確にダメージ重視となった北米ユニファイドだが、スアレスの勝利は動かなかった。

PR

PR