＜フライ級／5分3R＞
アルデン・コリア（米国）
Def.3R0分47秒by TKO
アレッサンドロ・コスタ（ブラジル）

メキシコでメイン出場のジエゴ・ロピスと練習するコスタ。ジャブから右ローのコリアに対し、コスタはガードを固め、右に回りつつ右オーバーハンドから右ミドルを蹴る。続いてステップインから右オーバーハンド、ショートのコンビを見せる。スイッチスタンスのコリアはサウスポーの構えから右ジャブを伸ばす。回転数で上回るコスタに対し、コリアもカウンターを当てに行く。

左ボディから右フックのコスタが右ミドル。コリアは左ハイを蹴っていく。さらに左ミドルを蹴るが、コスタがブロックする。インローをカウンターで入れたコスタがワンツーからスリーを伸ばす。残り20秒、ダブルレッグからシングルに移行したコスタ。コリアが足を抜いて正対し、打撃のスタンスで初回が終わった。

2R、互いにワンツーを振るい、コスタが左フック。コリアのテイクダウン狙いに、コスタはジャンピンガードから引き込む。クローズドガードから三角狙いのコスタは、ハイガードもコリアがエルボーを落とす。コスタはケージキックから腰を切って足関節、スイープ狙いに反応したコリアはスクランブルでバックを取る。キムラ狙いもリフトから潰されたコスタが、前転してスイッチバックを取って後方に投げる。そのまま両足をフックしてオタツロックからRNCを狙う。

ボディトライアングルに転じたコスタは、シートベルトから絞めの機会を伺う。フェイスロック気味に絞めていく。リストを取って耐えたコリアは正対すると、エルボーを振るう。腰を押され立ち上がったコリアが、飛び込んでパンチ。さらに肩パンチを入れる。結果、コスタは下のままラウンドを戦い終えた。

とコスタが左足を気にしている。いずれかの指に異変があるようで、立ち上がるのにも時間がかかる。コーナーマンが「できる」と鼓舞するがメンタルは落ちているか。

最終回が始まり、コリアが右カーフを蹴る。つま先を浮かしてステップを踏むコスタは、完全に質量が落ちている。ダブルレッグに左を合わされると、コスタは完全に戦意喪失。ガードを固めてケージに持たれてパンチを被弾し、倒れたところでコーナーマンがタオル投入&レフェリーが試合を止めた。

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