【DWCS S09Ep03】リーチ、体格差も詰めて打開。マルシオ・バルボーザがウィルソンをフックで1Rで倒す
<フェザー級/5分3R>
マルシオ・バルボーザ(ブラジル)
Def.1R4分14秒by TKO
デイモン・ウィルソン(米国)
サウスポーから前蹴りを入れたウィルソンが、右ジャブをヒット。この一発でヒザを落としたバルボーザに左ミドルから、左ストレートにも飛び込んで右フックを振るう。さらに右ストレートを入れたバルボーザは、構えを変えるウィルソンとの距離をなかなか詰めることはできない。
前蹴り、ローを多用するウィルソンだったが、バルボーザが右オーバーハンドでダウンを奪う。立ち上がりテイクダウン狙いのウィルソンを切ったバルボーザが左を当て、ワンツーを伸ばす。左の相打ち、続いて右&左ジャブ、左フックと打ち合いをリードするバルボーザが右ショートフックをヒット。ウィルソンも右を打ち返すが、右カーフで体が流れる。左から右を受け、腰が落ちて下がったウィルソンは間合いを取り直してワンツーを打っていく。
ここで距離が近づき、バルボーザは首相撲&ヒザを見せる。ウィルソンはショートのフックを振るうが、バルボーザが右フックを打ち抜きパウンドの追い打ちでTKO勝ちを決めた。「ダナ、僕はこの階級の誰とでも倒せる。ボス、僕は準備できている。来週でも構わない。夢を実現させたい」とバルボーザはバックステージインタビューで話した。