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【LFA215】死力を尽くした5R戦。ミランダがブラジライとの激闘に判定勝利して王座防衛に成功

【写真】快勝ではなかったが、こういった試合で勝ちを手にできる選手は強い(C)MMAPLANET

<LFAライト級選手権試合/5分5R>
[王者]リッチー・ミランダ(米国)
Def.3-0:49-46.49-46.49-46.
[挑戦者]イライ・ブラジライ(イスラエル)

サウスポーのミランダに対し、ブラジライが右の蹴りのフェイントを見せる。ミランダはジャブから左フック、ブラジライのジャブを返す。ミランダは左ストレート・右の前蹴りから前に出て、ブラジライがそこに左フックを合わせる。ミランダは左ストレートで前進。ブラジライは左ヒジを狙い、ミランダのインローに右ストレートを当てる。

ミランダが左フックからダブルレッグへ。ブラジライが背中を見せながら立ち上がり、正対して離れる。ブラジライが右ストレートを顔とボディに打ち分け。ダブルレッグを切って離れ際に右のパンチを振る。スタンドの攻防になるとブラジライが右の蹴りで距離を取る。ミランダは左ストレートから前に出るが、ミランダは距離を取る。ミランダは左ストレート。ブラジライは右のガードを上げて左フック、右のテンカオ、右ストレート、右ハイを繰り出す。

ミランダはがプレッシャーをかけるが、ブラジライは右のヒザ蹴りとアッパー気味の右ストレート。サークリングしながら右ストレートやハイ、スピニングバックエルボーを狙う。ミランダも左フックを当て、ニータップを狙いながら左ストレートを打つ。ここでミランダが組みついてスタンドでミランダのバックへ。ブラジライが後ろからヒジを振ったところでラウンド終了となった。

2R、前に出ていくミランダ。ブラジライは足を使いながらかわして右ストレートや左ハイを狙う。ミランダは細かい右から組みつこうとするが、距離を取ったブラジライが右ボディを打ち込む。ミランダは左ストレートからダーティボクシングに持ち込むが、ミランダが右ストレートを当てる。ミランダのダブルレッグを切って押し込む。離れたミランダは左ストレートで距離を詰めようとするが、ブラジライを捕まえきれない。

ブラジライは右ボディ、左フックから右ストレート。ミランダはジャブとワンツーを返す。ブラジライはそれに合わせて組みつくと四つの攻防から右のヒジを振る。ミランダがシングルレッグで組みつき右腕を深く入れてブラジライをケージに押し込む。ブラジライは態勢を入れ替えると離れて打撃戦を選択する。

ブラジライが細かい右ストレートや右ミドルを当て、右ストレートから返しの左フック。これを被弾したミランダだがダブルレッグでミランダをテイクダウンすると立ち上がった状態からパンチを連打し、最後はマウントポジションを取って半身になるブラジライを殴り続けてラウンドを終えた。

3R、ミランダが距離を取りながら右のテンカオ。ジャブや右ストレートを伸ばしてミランダを近づけさせない。ミランダも左ストレートを振って前に出るが、ブラジライも右ストレートから細かく打撃を当てる。打撃でやや劣勢のミランダだがダブルレッグでテイクダウンを奪うとブラジライのバックを取ってエルボーを連打。足を四の字ロックしてRNCをパンチを入れながらバックコントロールする。

ここでブラジライも正対し、ブラジライが立ち上がるところにパンチを打ち込む。距離が離れるとブラジライが右ストレート、ミランダの組みを切ってヒザ蹴り。ミランダも左ストレートを返すが力がない。ブラジライは右ストレートとヒザ蹴り、右フック、疲れが見えるミランダにボディブローを打ち込む。

完全に動きが止まるミランダ。ブラジライは右ストレートを当て、ミランダも必死にダブルレッグで組みついてテイクダウンを狙い、亀になるブラジライにダースチョークを狙いながらボディにヒザ蹴り。ブラジライも必死に立ち上がり、距離が離れるとブラジライがスピニングバックエルボー。右フックを立て続けに当てるが、ミランダも右フックを打ち返す。

4R、ミランダがジャブと左ストレート。ブラジライは右ストレートとヒザ蹴りを返す。ブラジライは右ボディ、ジャブ、右ストレート、ワンツー、左フックと攻撃をまとめる。ミランダのダブルレッグを切ると、距離を取って打撃のプレシャーをかける。ミランダも首相撲からブラジライをケージへ押し込む。

離れ際にブラジライが右ストレートを返すと、右ボディ、右のヒザ蹴り。攻撃の手が出なくなったミランダに対し、ブラジライは左右のフックで攻め込む。ミランダも必死に左ストレートと右フック、組みついてからのヒザ蹴りを繰り出し、左ストレートを当てる。

ブラジライは右のヒザ蹴りと右ストレート、この右で距離を詰めながら左のヒジ、左フック、右ストレートで攻め込む。ミランダも左ストレートと右フックを当て、ブラジライも同じように右ストレートと左フックで応戦。ミランダはダブルレッグも交えてレベルチェンジを図り、残り40秒でミランダがスタンドのままブラジライのバックに回る。

5R、ミランダが左ストレートとジャグで前進。ブラジライも右ストレートと左フックを返す。ブラジライは細かい右で前に出て、ミランダはダブルレッグを見せつつ左のヒザ蹴りを突き差す。ブラジライはミランダのダブルレッグを切って右ボディストレート、ここで自らダブルレッグに入ってミランダをテイクダウンする。

ミランダはケージに体を預けて立ち上がり、ブラジライがスタンドでバックキープするが、ミランダが離れる。ブラジライはパンチから組みついて首相撲からヒザ蹴り、両差しからテイクダウンするがミランダも立ち上がる。ブラジライが右ハイを蹴り、ミランダは左ストレートを返す。疲れの見える両者だがパンチを繰り出し、ブラジライがダブルレッグに入ってからバックへ。

ミランダも必死に立ち上がってバックキープを許さない。互いにフラフラになりながもパンチを繰り出し、試合終了となった。判定はジャッジ3名とも49-46でミランダを支持し、ミランダが激闘を制してベルトを死守した。


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