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【LFA215】今宵もエルボー炸裂。ヴィスコンジが左ヒジでマカーテの右目を腫れ上がらせてTKO勝ち

【写真】2R終了の瞬間、レフェリーはマカーテの顔面を確認するほどの流血&腫れだった(C)MMAPLANET

<150ポンド契約/5分3R>
エリッキ・ヴィスコンジ(ブラジル)
Def.2R終了時 by TKO
クリス・マカーテ(米国)

サウスポーのヴィスコンジがケージ中央に飛び出る。組んだヴィスコンジが左右に揺さぶると、マカーテは突き放しながらパンチを浴びせる。離れたヴィスコンジに対し、マカーテが右の関節蹴り、右インローを当てた。強引に組みに来るヴィスコンジに、右ストレートを浴びせるマカーテ。ボディロックから右を差し上げたヴィスコンジだがテイクダウンには至らない。首相撲を使って離れたマカーテがケージを背負う展開。オーソドックスにスイッチしているヴィスコンジは右カーフ、右ストレートを当てる。

マカーテも右インロー。マカーテの右ストレートをかわして組んだヴィスコンジが、ボディロックでドライブする。両腕を差し上げたヴィスコンジだが、展開がなくブレイクを掛けられてしまう。再開後、至近距離で打ち合う両者。マカーテは右ロー、ヴィスコンジが右スピニングバックキックを見せる。マカーテのパンチをかわして左スピニングバックエルボーを繰り出したあと、ボディロックで組んだヴィスコンジが、そのままドライブして初回を終えた。

2R、右関節蹴りを放ったマカーテに、ヴィスコンジがワンツーを浴びせる。さらにヴィスコンジの左フックがマカーテのアゴをかすめた。ヴィスコンジのボディロックは首相撲で凌ぐマカーテ。しかしヴィスコンジが左ヒジを、マカーテの右目付近に突き刺す。右カーフを食らいながらも組んだヴィスコンジに対し、マカーテの左ヒザが下腹部に入ってしまう。ヴィスコンジに休憩が与えられるなか、マカーテは鼻から出血が見られる。ケージ際の差し合いから試合が再開された。マカーテが左ヒジを当てながら離れる。しかしヴィスコンジが左フックでフラつかせ、右スピニングバックキック、左ハイと攻め立てる。

ボディロックから、こかしてパウンドを浴びせるヴィスコンジ。シングルレッグで組んだマカーテの首を取り、潰したあとバックマウントを奪取する。顔面から大流血のマカーテをパンチで削るヴィスコンジ。左腕で顔を絞めつけながら体をそらせる。タップを奪うことはできないが、バックマウントをキープし続ける。マカーテが上半身を起こし、ヴィスコンジは左に落とされてしまう。スタンドに戻り、両者見合ってラウンド終了のゴングを聞いた。

最終回の開始前、腫れ上がっているマカーテの右目に対し、ドクターチェックが入る。腫れは酷く、ここで試合はストップ。ヴィスコンジがTKO勝ちを収めた。


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