【LFA215】1Rに2度のダウンを奪ったガルシア、アウトボクシングのレイエスを攻め続けて判定勝利
【写真】アグレッシブかつ好戦的なガルシアがLFA初参戦のレイエスから勝利を収めた(C)MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
エイドリアン・ガルシア(米国)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
マイケル・レイエス(米国)
レイエスがインローと左フック、これでガルシアが後方に押されるように倒れる。ガルシアがすぐに立ち上がり、レイエスは左ミドルとインローを蹴る。ガルシアはジャブを伸ばす。レイエスはジャブを細かく突いて左ミドル、ガルシアの右ローに合わせてテイクダウンを狙う。距離が離れるとガルシアがじりじりと前に出て、レイエスは距離を取りながらインローと左ミドルを蹴る。
レイエスが右ストレートで前に出ると組みの攻防になり、レイエスがヒザ蹴り。ガルシアもヒジを返して両者が離れる。レイエスが右を二発、ジャブから前に出てプレッシャーをかける。レイエスも左ストレートを返し、ダブルレッグも見せながら左フックを連打。ここでレイエスがスイッチを混ぜつつインローを蹴ると、そこをガルシアが右ストレートで打ち抜いてダウンを奪う。
ガルシアは亀になるレイエスにパンチをまとめ、レイエスが立ったところを左で打ち抜き、再びダウンを奪う。ガルシアがレイエスの右足を超えてハーフガードでトップキープすると肩固めのプレッシャーをかけながらマウントへ。残り30秒、ガルシアが体を起こしてヒジを落とすと、レイエスはガルシアの体をホールドしてラウンド終了を待った。
2R、前に出るガルシアが左ハイを蹴る。サウスポーに構えるレイエスも左ハイキックを返すが、ガルシアは下がらない。レイエスは左ミドルと左ストレート、ガルシアはレイエスの蹴りに右ストレートを伸ばしつつ、レイエスが組みつく。ガルシアがレイエスをケージに押し込むと離れ際にヒジを振り、レイエスも左ストレートから右フックを返す。ここでレイエスは右肩を痛めたか。右腕をぐるぐると回す。
ガルシアが前に出て右ヒジ、右ストレートと右の前蹴りから前に出る。レイエスも右フックから左ストレート、前に出るガルシアにパンチをまとめる。レイエスが左ストレートから右フック、パンチを打ってすぐに距離を取る。レイエスは左のテンカオ・左ストレートを当て、ガルシアにパンチを当てさせない。
ここからレイエスは距離を取りつつ左ミドルとテンカオ、前蹴り、ワンツー、左ボディ、左ストレートと手数を増やす。ガルシアは変わらず前に出るが攻撃が出ない。レイエスは左ハイ。ガルシアがワンツー。ここで再び右肩を気にするレイエスだが左のヒザ蹴りとミドル、右のサイドキックで距離を取る。終了間際にパンチの攻防になると、ここでもレイエスが右肩を気にする仕草を見せた。
3R、ガルシアが右ストレートから左フック、距離を詰めて右フックを打ち込む。さらにガルシアが右ストレートから前に出て右ハイとワンツー。レイエスは下がって左ミドルを蹴る。ガルシアが右ストレートで飛び込み、レイエスは下がって組みを見せつつワンツーを返す。ガルシアは右ハイと右ストレート。レイエスは距離を取りつつ、踏み込んでのボディブローとヒザ蹴りを何度もヒットさせる。さらにレイエスはニータップからバックを狙いつつ、離れ際にパンチを返す。
ガルシアもジャブからダブルレッグでテイクダウンしてバックへ。コントロールさせず前に振って立ち上がる。右肩を気にするレイエス。ガルシアは右ストレートから前に出て右ハイ。レイエスは左のテンカオとワンツー、ガルシアは右ハイと右ストレート、右フックで前進。レイエスは左ハイを蹴り返して譲らない。レイエスがパンチからシングルレッグに入ろうとするが、ガルシアがそれを潰す。
レイエスが引き込み気味に下になり、ガルシアはレイエスの右足を超えてハーフガードでトップキープする。ここからガルシアがマウントに移行し、上体を起こしてパンチとヒジを連打する。ここで試合終了となり、ジャッジ3名とも29-28でガルシアを支持し、ガルシアが判定勝利を収めた。