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【PFL WT2025#08】ジュプハがジャンピングガード&ギロチン。ケリーがタップもレフが見落とし失神決着

【写真】2Rから一気にペースをあげ、キャリア9勝目。全て一本勝ちで、ギロチンでの勝利は実に6回目のジュプハ(C)PFL

<フェザー級/5分3R>
フレドリック・ジュプハ(カナダ)
Def.2R4分38秒by ギロチン
ネイサン・ケリー(アイルランド)

シングルでケリーをケージに押し込んだジュプハ。エルボーを連続で落とされ、ボディロックに移行するとケリーが体を入れ替えて離れる。パンチで距離が近づき、離れ際に前蹴りを見せたケリーが勢いのあるパンチで圧をかける。ジュプハがロー2発からハイを狙い、かわしたケリーの左にダブルレッグを合わせてテイクダウン。

クローズドガードのケリーが、下からパンチを見せバタフライガードに。ジュプハが足を抜こうとするとクローズドに戻した。ジュプハがケージに押し込んでいくが、パンチの勢いは下のケリーの方が強いぐらいだ。首が畳まれパンチも出せなくなってきたケリーに対し、ジュプハがエルボーを狙う。立ち上がったジュプハは蹴り上げを捌きつつ、一瞬にしてパスからニーインベリー。サイドに戻ったジュプハは最後の最後にニーインからマウント、エルボーを落として試合をリードした。

2R、すぐに距離をつめダブルレッグからリフトしたジュプハが、ハーフで抑えて勢いのあるパンチを落とす。ここもケージに押し込むと、半身になったケリーにエルボーを打っていく。ケリーがケージを利して立ち上がり、ジュプハはこのスクランブルでバックコントロールに。

ケリーが正対すると、左右のフックからダブルレッグに入ったジュプハが自ら離れる。フックで前に出たケリーだが、自らの左ハイでバランスを崩す。すぐに立ちあがったケリーが、やや粗めのパンチで前に出る。ジュプハが左ミドルを入れ、ケリーの右ジャブにダブルレッグを合わせる。回転するようにすぐに立ち上がったケリーの首を取ったジュプハは、ギロチンをセット。ジャンピングガードでケリーの右腕も制したアームインギロチンで、ケリーはタップしてヒザをついた。

レフェリーが逆サイドにおり、このタップが見えず――ケリーはきそのまま絞めあげられて落ちた。


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