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【UFC318】オリヴェイラが変則&ノンストップの打撃でフィリップスに判定勝利。UFC4連勝を果たす

<バンタム級/5分3R>
ヴィニシウス・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.3-0:29-28.29-28.29-28.
カイラー・フィリップス(米国)

サウスポーのオリヴェイラに対し、フィリップスが右ストレートを立て続けにヒットさせて左ハイキック。オリヴェイラのシングルレッグも切ってテイクダウンを許さない。フィリップスはスピニングバックキックを繰り出し、オリヴェイラは右カーフ。フィリップスはそこに右ストレートを合わせ、オリヴェイラの大振りのパンチをサークリングでかわす。

オリヴェイラは左の三日月蹴りで前進。フィリップスは細かく動いて右を当て、オリヴェイラの前蹴りをキャッチして後方にバランスを崩す。すぐに立ち上がったオリヴェイラは右カーフからパンチを振って前進。フィリップスは前蹴りと右ミドル、オリヴェイラも派手な蹴りを繰り出して右ストレートから前に出る。

フィリップスは右のヒザ蹴りを狙いつつ、ジャブとワンツー。オリヴェイラは三日月蹴り、右アッパーから左フックを返し、右フック、右カーフ、右フックてと手数を増やす。さらにオリヴェイラはフィリップスの蹴り足をキャッチしてからパンチをまとめ、最後はハイキックまでコンビネーションをつなげた。

2R、オリヴェイラがフィリップスの前蹴りをキャッチしてパンチから右カーフ、右ハイキック。右フックからの左ストレートでダウンを奪うと、立ち上がるフィリップスに右アッパーを突き上げて左ハイから連打。フィリップスも必死に組みついてバックを狙うが、オリヴェイラがフィリップスを前方に落としてグラウンドで上になる。

立った状態からパンチを落とし、インサイドガードに収まる。オリヴェイラは再び立ち上がってパンチを落とし、フィリップスが体を起こすとがぶる。フィリップスが立ち上がって、試合がスタンドに戻るとオリヴェイラが右ストレート、右アッパーから左右のフック。右カーフ。そこから左右のストレート、右アッパーからパンチをまとめる。

オリヴェイラはノーガードで近づいて右カーフ、パンチをボディに振って左フック。フィリップスはダブルレッグでテイクダウンを狙うが、これを切ったオリヴェイラが四つ組みからテイクダウンを奪う。オリヴェイラは立った状態からパンチを落とし、オリヴェイラがインサイドガードでトップキープしてラウンド終了となった。

3R、オリヴェイラが前に出ていく。フィリップスはジャブを当て、オリヴェイラは三日月蹴りを蹴る。フィリップスは下がりながらスピニングバックキックを見せ、ジャブと右ストレート。オリヴェイラは右カーフを蹴って、右フックをフルスイングする。前に出るオリヴェイラは左の前蹴りから右フック、フィリップスもジャブから右ストレートのカウンターを当てる。

ノーガードで前に出るオリヴェイラは左右のパンチを振り回し、回転系の蹴りを繰り出す。フィリップスもジャブを返すが、そのあとが続かない。オリヴェイラは左右のパンチで前に出るが、フィリップスは打ち合わない。フィリップスが距離を詰めて組もうとすると、突き放したオリヴェイラが左右のフックを振る。

オリヴェイラはフィリップスのシングルレッグを切って、パンチで猛攻。何とか凌ぐフィリップスだったが、オリヴェイラがシングルレッグでテイクダウンして、フィリップスの立ち際にギロチンとヒザ蹴りを突き上げた。このまま試合終了となり、最後まで攻め続けたオリヴェイラが判定勝利でUFC4連勝とした。


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