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【PFL WT2025#07】モハメド・アリの孫アリ・ウォルシュが初黒星。ギブスの肩固めで逆転の一本負け

【写真】完全に打撃で圧力をかけていたアリ・ウォルシュだったが2RにTDを許すとそのまま一本負け。もったいない…(C)PFL

<ライト級/5分3R>
ロニー・ギブス(米国)
Def.2R2分45秒 by 肩固め
ビアッジョ・アリ・ウォルシュ(米国)

モハメド・アリの孫、アリ・ウォルシュは昨年2月にプロデビューして2連勝、今回が3戦目となる。対戦相手のギブスはプロ2戦目のファイターだ。ギブスがサイドキック、ダブルレッグでテイクダウンを狙うがアリ・ウォルシュは倒れない。離れ際にアリ・ウォルシュが右のパンチを振る。

試合がスタンドに戻るとアリ・ウォルシュがワンツーと右カーフ。ギブスの右カーフに右ストレートを合わせてワンツー、右カーフ、右ストレート前に出る。そしてアリ・ウォルシュが右ストレートからアッパー気味の左を当ててダウンを奪う。すぐに立ち上がるギブスだが、アリ・ウォルシュはジャブを伸ばして右カーフ、ギブスのジャブに右フックをかぶせる。

さらにアリ・ウォルシュはジャブをボディに振って右ストレートにつなげる。アリ・ウォルシュはギブスのシングルレッグを切ってバックへ回り、ギブスが立つと後ろからパンチを入れて、右腕を差してギブスをケージに押し込む。ここでアリ・ウォルシュのヒザ蹴りがローブローになって中断。ギブスにインターバルが与えられ、スタンドから試合再開となる。ギブスが二段蹴りと左ハイ、関節蹴りを繰り出す。前に出るアリ・ウォルシュが右ストレート、左アッパーから右ストレート。これを被弾するギブスだが組みついてテイクダウンを奪う。

アリ・ウォルシュはケージに体を預けて立ち上がって離れる。アリ・ウォルシュが前に出ながら右フックと右ストレート、ギブスはシングルレッグで組んで離れ際のヒザ蹴り。スタンドではギブスが左右のフックを振り回し、アリ・ウォルシュが大振りの左フックで前に出るとギブスがガードポジションで引き込む。アリ・ウォルシュは距離を取ってパンチを連打した。

2R、アリ・ウォルシュが細かくジャブを突いて右ストレートから左フック。ギブスは下がりながら左ミドルで距離を取ろうとするが、アリ・ウォルシュは下がらず前に出る。アリ・ウォルシュがワンツー、ジャブを伸ばしてワンツーまでつなげる。これに下がるギブスだがシングルレッグからテイクダウンすると、すぐにアリ・ウォルシュの右足を超えてハーフガードでトップキープして左のヒジを連打する。

アリ・ウォルシュが半身になるとギブスがアリ・ウォルシュの左脇をあけさせるように肩固めへ。これががっちりと極まってレフェリーが試合をストップし、アリ・ウォルシュがプロ3戦目で初黒星を喫した。


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