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【MGL-1FC22】ベストバウト&パフォーマンス、ソドノムドルジ「またマツシマと戦えたら」

【写真】背は高くなく、リーチが長い。そして上半身が分厚い。草原のケルヴィン・ガステラム= ソドノムドルジ(C)MMAPLANET

14日(土・現地時間)にモンゴルはウランバートルのASAアリーナで開催されたMGL-1 FC22。メインでシンバートル・バットエルデネがバンタム級王座を獲得し、オトゴンバートル・ホルドバートルは急遽キック戦を戦いKO勝ち。さらにダギースレン・チャグナードルジもブラジル人ファイターをRNCで下した。
Text by Manabu Takashima

J-MMAの常連ともいえるシャンダスMMA勢と同様に、Gladiator Challenger SeriesとBloom FCに来日経験のあるシレンベーリ所属のソドノムドルジ・プレブドルジは、コメインでカザフスタン人ファイターと対戦。イエルジャン・アリアスカルのTD&コントロールを跳ね返し、打撃でリードすると最後は逆にTDからバックマウントを奪いパウンドで勝利した。

昨年7月、ソドノムドルジに勝った松嶋こよみが「皆が思うようなレベルの選手じゃなかった。強かった」と振り返った言葉が思い出される。そんなポテンシャルの高さを見せたソドノムドルジのショートインタビューを試合翌日、ウランバートル郊外の草原で行った。


――昨夜のアリアスカル戦の勝利、改めておめでとうございます。

「ありがとう」

乱打戦からのテイクダウンもバリエーションがあり良かった

――コメインで10勝4敗のカザフスタン人を相手に激闘を制し、最後はパウンドアウトしました。

「昨日の夜は、絶対に勝ちたくて全ての力を使って戦い勝つことができた。結果にもパフォーマンスにも満足している。MGL-1FCのライト級チャンピオンが、カザフスタンの15位のファイターに自分の国の人々の前で負けるわけにいかなかった。その想いが勝利につながったと思う」

――昨夜のベストファイト、そしてベストパフォーマンスだったと思います。モンゴルで戦う時は、日本で戦う時よりパワフルかつ切れがあるように見えました。

背中を伸ばすタイミング、そして力強さ。これでキャリア8勝3敗とした

「やっぱりモンゴルで、モンゴルの皆の前で戦うのと日本で戦うのは違う。応援してくれる人達の声が、より力を与えてくれるからね」

――昨夜の動きが日本で再現されるなら、凄く脅威です。

「その通りだと思う。モンゴルでの動きができたら、日本で僕に勝てる選手は少ないんじゃないかと、去年思ったんだ。またマツシマと戦えたら、結果は違ってくるだろう」

――では今後の目標を教えてください。

「トレーニングを一生懸命にして、レコードを伸ばしたい」

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