＜世界バンタム級暫定王座決定戦／5分5R＞
永井奏多（日本）
Def.1R4分52秒 by KO
ダイキライトイヤー（日本）

永井が飛び出すと、ダイキが左に回る。牽制の打撃にも構わず距離を詰める永井。ダイキは首相撲からヒザを突き上げる。突き放して、再び距離を詰めてきた永井を、ダイキが右テンカオで迎え撃つ。永井のパンチを受けたダイキが、右ストレートを顔面に突き刺す。さらに組みを混ぜて左テンカオ、左フックを当てる。永井も右クロスをヒット。ケージを背負ったダイキは左ジャブを突きながら左に回る。

左ジャブの突き合いから、ダイキが左跳びヒザを見せ、永井の接近を組みで潰す。首相撲で捉えられた永井が、ダイキをケージに押し込む。左に回って離れるダイキ。ダイキの左ジャブに、永井が右カーフを合わせた。永井がフックを空振りする。ダイキが押し込んでテイクダウンを奪うが、すぐに永井も立ち上がった。

スタンドに戻ると、永井がボディブローを効かせていく。組みつくも切られたダイキが、マットに背中を着いた。スタンドを要求する永井に、ダイキは応じない。ならばと永井がダイキのペダラーダをかいくぐり、パウンドを連打。ダイキはうつ伏せになって動きが止まり、レフェリーが試合を止めた。

現在20歳、無敗で暫定ながら修斗のベルトを巻いた永井は「UFCのベルトを目指す。もっと強くなって格闘技界の頂点に立つ」と意気込みを語った。

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