【写真】武がパンチのコンビネーションとサブミッションへの対処で勝利を呼び込んだ(C)MMAPLANET

＜フライ級／5分2R＞
武利侑都（日本）
Def.3-0:20-17.20-18.20-18
平井聡一朗（日本）

サウスポーの平井が左ハイと右カーフ、武はジャブを突きながら前に出る。平井は距離を取って左ミドルを蹴り、武は上体を沈めながらワンツーと左フック。平井はパンチから距離を詰めて首相撲へ。武が左右のボディフックを打ちこむ。距離が離れると平井が左ストレート、武も右のパンチをかぶせる。

じりじりと武がプレッシャーをかけ、平井は左ストレートと飛びヒザ蹴り。そのまま首相撲に持ち込むが、武が平井をケージまで押し込む。平井が投げを狙うが、武がそれを潰してグラウンドで上を取る。平井もすぐにケージを使って立ち上がり、武は右腕を差して平井をケージに押し込んで左のパンチを連打する。

平井は再び首相撲の形を作ろうとするが、武はそこに左フックを打ちこむ。試合がスタンドの攻防になると武が右ミドル、平井が右フックを打ちこむ。前に出る武が右フックでダウンを奪うが、平井がすぐにガードポジションから武の左腕に腕十字を狙う。平井が蹴って立ち上がる。平井は右腕を武の首に巻き、武がテイクダウンを奪う・武がインサイドガードからパンチを落として立ち上がる。

2R、平井が距離を取りながら左ミドルとインローを蹴る。武は左フックから飛び込んで右ストレート、組みの攻防になると武がテイクダウンを奪う。平井はここもヘッドロックの組手からキムラを狙う。離れる。前に出る武が左ボディを打ち込み、左フックで飛び込む。さらに武が右ボディストレートから顔面への右ストレート、左ボディ、左アッパーと手数を増やす。

平井は左の蹴りで距離を取ろうとするが、武は下がらず前進。右ストレートを効かせると、平井をケージに押し込む。ここで平井は背中を見せつつ、武の右腕にキムラを狙う。ここから互いにバックに回る展開となり、最終的に武が平井をケージに押し込む。平井は首相撲からヒザを入れつつ、右手を平井の首に巻いてギロチンへ。

頭を抜いた武はインサイドガードから左のヒジを落とし、平井はその左手を取って腕十字を狙う。これを抜いた武は平井の左側にパスガードして抑え込む。平井は右腕を差してハーフまで戻すが、展開を作れずに試合終了。巧みなパンチの打ち分けを見せた武が平井から判定勝利を収めた。

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