【Pancrase353】ボンサイ柔術・リベイロが眞藤源太に肩固めで一本勝ち「王者になるためにここに来た」
【写真】テイクダウンからセットアップが速かった(C)MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
ラファエル・リベイロ(ブラジル)
Def.2R2分30秒 by 肩固め
眞藤源太(日本)
眞藤が軽快なステップから右カーフを蹴る。リベイロも眞藤のステップインに右フックを合わせる。眞藤はジャブを突きながらサークリングして右カーフ、リベイロは左フックから右ストレートで前に出る。眞藤は右カーフから右の飛びヒザ蹴り。ここで眞藤の指がリベイロの目に入り、リベイロにインターバルが与えられる。再開後、眞藤は右の前蹴り、スイッチしながら右カーフにつなげる。リベイロはそこに右ストレートから左フックで飛び込み、眞藤がケージを背負うと右ストレートからダブルレッグに入ってテイクダウンする。
眞藤はクローズドガードでリベイロの両腕をかんぬきに捉える。眞藤はケージに体を預けて立ち上がろうとするが、リベイロはボディロックから自分の右サイドに回り、眞藤の体を寝かせてサイドポジションを取る。眞藤はブリッジを効かせて起き上がろうとするが、リベイロはトップキープを続けてパンチを入れる。眞藤が亀になって立ち上がろうとするが、リベイロが両足をフックしてグラウンドでコントロールする。ジャッジ3名とも10-9でリベイロにポイントをつけた。
2R、眞藤はインローと右のスーパーマンパンチ。リベイロも右のパンチを振って前に出る。眞藤は右カーフと右の飛びヒザ蹴り、リベイロは右ストレートから左フックで前進。眞藤はリベイロが前に出てくるところに左ミドル・右ストレートを合わせる。リベイロは変わらず右ストレートと左フックで前に出て、シングルレッグに入るが眞藤は組ませない。眞藤は距離を取りながらスピニングバックフィストを繰り出す。
リベイロは眞藤にケージを背負わせるとダブルレッグでテイクダウンしてサイドポジションから肩固めへ。これをがっちりと極めてリベイロが一本勝ちを収めた。ボンサイ柔術らしい極めの強さを見せたリベイロは「またパンクラスで戦うチャンスをもらえてうれしい。私はただ試合をするだけでなく、チャンピオンになるために来たんだ」と語った。